乳房再建について
今日から8月ですね。
まだまだ暑いでしょうから
水分しっかり飲んで、がんばりましょう。
今日はマエケンと巨人 菅野とのエース対決。
ここはしっかり初戦勝利でいきたいですね、
応援しましょう!
さて、8月1日というと
マラソンランナーにとっては一つの節目の日です。
東京マラソン、今日から受付開始なのです。
熊本城マラソンも8月1日から。
現在は京都マラソン、横浜マラソン、世界遺産姫路城マラソンが受付中で
8月8日には北九州マラソンが受付開始です。
申込を忘れず、そして練習をおこないましょう。
以上は、都市型・市民参加型フルマラソンです。
広島平和マラソンは10km。
8月18日(月)10時に申込受付開始です。
広島でフルマラソン開催は、いつになるでしょうか。
第1回おかやまマラソンは来年11月8日(予定)と決まりました。
http://event-checker.blog.so-net.ne.jp/okayama-marathon
岡山市のフルマラソン開催が決まりましたので
政令指定都市20市のうちで市民参加フルマラソンがない都市は
広島市、相模原市、浜松市、仙台市だけとなっています。
このうち、広島市を除く他市にはハーフマラソン大会があります。
マラソン大会の距離でいうと、10km大会しかない、という点で
政令指定都市の中で広島市はビリに位置しています。
岡山市は中国地方最大規模のフルマラソン大会を目指す、とか。
くやしいと思いませんか?
さて、
今週の研修会・勉強会シリーズ。
昨夜は県立広島病院 がん医療従事者研修会に参加してきました。
テーマ:乳がんの最新治療
講演1:診断から手術 乳腺外科 松浦一生 先生
講演2:乳房再建について 形成外科 永松将吾 先生
講演3:薬物療法について 臨床腫瘍科 土井美帆子 先生
今週の研修会・勉強会シリーズは
自分から参加の手を挙げた会もあるし、
会の主催側のほうから「先生、参加でしょ、参加者名簿に名前入れときましたから」
というのもありました。
えー、なになに、それ、聞いてないよー、
という研修会もあったりしました。
さすがに連日だと疲れますね。
乳がんの患者さんで、在宅医療を選択される方も多いです。
最新治療について、情報を得ておくことは
緩和ケア医にとっても重要な事なんです。
症状緩和のために使える手段は 広く知っておく必要があるのです。
今回は、乳房再建についての要点。
乳がんの手術で、乳房温存術が出来ればいいですが、
進行度や治療方法選択によっては乳房全摘術になることもあります。
そうなると
健常側と手術側とで、ムネの大きさ、形など
大きく異なってくることになります。
癌だから、切除してそのままでいい、という人もいます。
でも、
見た目などで、何とか元の乳房の形に近い状態で再建してほしい、
と希望される方もあります。
現在は乳房再建術に健康保険が適用されるようになりました。
以前は全額自費で、100万円程度かかるものでした。
再建方法には大きく2通り。
自分の組織を使用する方法(腹部や背部の皮膚などを使用する)と、
人工物を入れる方法。
乳房の大きさや形で、
どの選択肢(手術法)が一番適しているか、は
一人ひとり違うので、
完全なマニュアル化はできず、個別化医療ということになります。
手術後、何年か経過した後からでも
再建術を受けることは可能です。
健康保険も適用されます。
ただし、認定された病院でしか出来ない手技もあります。
昨年6月の日経記事です。
人工乳房に保険適用 7月から、乳がんで全摘出対象
日本経済新聞2013/6/12 22:00
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1203Y_S3A610C1CR8000/
アラガン社のホームページ
乳房再建ナビ
http://nyubo-saiken.com/
広島県内で乳房再建が相談できる医療機関が検索できます。
希望があれば、まずは相談を。
乳房再建については
県立広島病院 形成外科で相談を受け付けています。
(診察してみないと、適用できる方法、適用できない方法もあります)
マドモアゼルのケーキ
地元においしいケーキ屋さんがある幸せ
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