介護に役立つヘルメっちゅ~
カープ、中日と同率4位になりました。
いいですね。
横浜が元気なのはリーグを盛り上げるのでいいとして
やはりこわいのは中日の底力。
カープが3位にすべりこむためには
中日を引きずりおろす必要がありますので
巨人が中日に勝ってくれるのは大歓迎です。
さて、
昨日は日本尊厳死協会中国地方支部の
市民公開講演会で私がお話させていただきました。
質疑応答の中で出たことを1つ御紹介しておきます。
質問
(積極的)安楽死の制度化を求めていく考えはないのか?
安楽死が認められれば良いと思うのだが。
答
緩和ケアを担当している立場からいうと、
緩和ケアと安楽死は別物です。
緩和ケアとは、最期まで自分らしく生きる・生ききるための医療やケアであり
死ぬための医療とは考え方が正反対にあります。
積極的安楽死を求める状況にはない、と考えています。
理由は大きくは2つ。
1つは、苦痛を軽減する医療・ケアは進歩しています。
苦しんで苦しんで、これなら死んだ方がましだ、殺してくれ、
という状況は今ではほとんどありません。
2つめは、
人間はどんな状況であっても、希望を持つことが出来ると思います。
病気が治って昔のように元気になりたい、というのはかなわない希望としても、
明日も朝になったら太陽の光を浴びて、
そしたらおいしいリンゴジュースを一口飲もう、
といった、ごくささいな希望になるかもしれませんが、
希望を持つことは出来ると思います。
苦しくなく、希望を持っている人間は
殺してくれ、安楽死させてくれ、とは言わないでしょう。
尊厳死というのは、同義語としては平穏死、自然死、
という言葉になります。
死の瞬間まで尊厳を持って生きる・生きたい。
人間としての尊厳を踏みにじるような延命医療・処置はおことわりします。
これが尊厳死なのです。
尊厳死と安楽死も違います。
尊厳死協会が安楽死の法制化を求めていくこともありません。
介護の現場で役立つグッズ
アカチャンホンポで売っている ヘルメっちゅ~
ペットボトルに装着して、こぼさずにストローで飲めるグッズです。
寝たきりの人に水分を飲んでもらうのに
これまでは 「吸い口」 という物が使われていました。
でも吸い口は上半身を少しおこしておかないと使用がむずかしい。
ヘルメっちゅ~ は、横向きでも寝たきりでも水分が飲めます。
100円ショップや他社から同様商品も出ていますが、
横向きにすると少しこぼれるようです。
ヘルメっちゅ~ は こぼれません。
製品としてはヘルメっちゅ~の出来が圧倒的にすばらしいです。
熱中症気味で起きられなくなった高齢者に、これで水分補給をしてもらい
改善したケースを経験しました。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
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