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嘔吐下痢 流行しています

2015年11月1日  

昨夜は広島市医師会 夜間急病センターで勤務でした。
まだインフルエンザ陽性の患者はなくて
患者数そのものも少ない状況でした。

嘔吐下痢と扁桃炎がそれぞれ約半数、
ほかには喘息患者が少し、精神を病んだ方が少し、
といったところ。
朝夕が寒くなり、喘息発作をおこす人は増えています。
基本になるステロイド吸入をしっかり定期的におこなってくださいね。

嘔吐下痢ですが
ノロウィルスが疑われるケースであっても
夜間急病センターではノロ検査は出来ません。
出来ることは対症療法のみです。
ノロが心配だから検査してくれ、なんて
夜間や休日に無茶は言わないでくださいね、
よろしくお願いいたします。
予防には、石鹸での手洗いをしっかりお願いいたします。

その下痢嘔吐の患者のなかに一人、
明日、大会で走らないといけない、という人がおられまして。
下痢だと、脱水気味にもなりますし
電解質異常もおこし、脱力をおこします。
走るには 非常につらい状況となるのです。
当方も鈍足市民ランナーとはいえ、
ランニングについての知識と経験はありますので
ランナー目線でのアドバイスもおこなっておきました。
患者数の多い時なら、一人ひとりこんな話をすることは不可能なのですが
患者が少なく、時間のある時なので可能でした。
もちろん、熱があったり、調子悪ければ勇気をもって欠場、という選択肢もお話ししております。

今日は運動される方も多いでしょう。
あさっては広島平和マラソンもあります。
無理せず故障せず で お願いいたします。

ロイヤルホストで当方が食べたのはアンガスビーフ320g
このグラム数を食べきれるか、とチャレンジでしたが 大丈夫でした。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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