国立病院の収支は悪化
2018年11月13日 :医療政策
今日はマエケンと大瀬良くんの投げ合いですね。
こんな時代が来るとは、うれしいことです。
楽しみにしておきましょう。
さて、
医療にかかる費用は 小泉政権以来 ずっと抑えられてきています。
消費税も患者さんに転嫁できませんので、医療機関がかぶっています。
前と同じ体制での病院経営をしていたのでは、赤字になるんです。
国立病院機構運営65病院が経営悪化、改善計画達成できず…会計検査院指摘
読売新聞ヨミドクター 2018年11月12日
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20181112-OYTET50004/
その記事によると、
経営改善計画の未達が89%。
これはまあいい、と思います。
高い理想を掲げ、高い目標を掲げれば 未達になってもしかたない。
簡単に達成できる目標を揚げるよりはよいでしょう。
それよりも問題は
経営収支の悪化が71%。
経営改善の目標の内容は「患者数を増加させる」が大半だった。
とのことです。
ここは笑っていい部分ですね。
小売店にせよ飲食店にせよ
経営を改善しようと思ったら
「客数を増加させること」というのは基本です。
そんなことは 誰にでもわかる。
でも、そこが 難しいから 経営が悪化し問題になっているんです。
どうやって増加させるのか、そこに計画・言及がない限り
それは何も言っていない・何も対策をしていないことと同じことです。
「患者数を増加させる」という目標を立てるようでは
国立病院の将来は暗い、ということになりますね。
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