ブログ

在宅医療を推進するのか?政府方針のブレ

2015年12月5日  

昨日は、風が強くて寒かったですね。
往診時に体が冷えました。
少し暖かくなってくれるといいのですが。

カープ、マエケンのポスティング容認ですね。
よかった、よかった。
入札してくれる球団はあるでしょうから、
大リーグ決まりですね。
応援しましょう!

さて、
政府は、在宅医療を推進しようとしているのか、
そうでないのか。
打ち上げる政策に矛盾が出ています。

在宅医療を推進、というニュース
在宅医療の強化打ち出す 診療報酬改定で基本方針
東京新聞web 2015年12月3日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015120302000126.html

これに対し
「介護離職ゼロを目指し、特養など施設を建設する」、と
政府は言っております。
ところが、施設っていうのは、自宅ではないのです。
それは御本人が希望される形態とは違います。

病気あるいは認知症でいよいよ調子が悪くなってきた場合に
どこでの生活を希望するか。
自宅での生活を希望する人が最多ですが、
なかには「病院のほうが安心」という方もおられます。
でも
「施設に入りたい」という人は ほとんどいないのですね。
施設に入所する、というのは 本人の希望というよりも
御家族の都合のことが多いのです。

施設の拡充は、在宅重視の方針とは明らかに矛盾します。
上記 東京新聞webの記事は
よくまとまっている記事ですので、ぜひ読んでみてください。

私たちは、できるだけ多くの選択肢を用意し
本人の選択に応えられる準備をおこなっていくことが必要だ
と考えております。
施設を希望される人が多いのであれば施設拡充策でよい。
しかし
施設を希望する人は少なく
自宅を希望する人のほうが多いのです。
ですから
自宅重視・在宅重視の施策に重点を置くべきだと考えます。

施設を作る、という政府方針で
喜ぶのは 主には建設業ではないでしょうか。
土建屋政治から脱却しているとは言えません。

三次ワイナリーにも スパークリングワインあります。
ピオーネスパークリングワイン ハーフボトル
サンフレ勝利の祝杯用に冷やしておきましょう

P1030490.JPG

★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

コメントは受け付けていません。