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2018地中海病院とシッコ

2012年07月8日  

カープ、打ち勝ちました。
これでバリントンが復活すればいいですね。
4番岩本、すばらしいです。
今日もヤクルト飲み干してしまいましょう!

さて、
2018菊花病院 はお読みいただけましたでしょうか?
http://ncode.syosetu.com/n6668d/
姉妹編で、
2018地中海病院というのもあります。
http://ncode.syosetu.com/n0204e/
読むのに時間かかりますのでお休みの日にまとめてどうぞ。

国民皆保険が崩壊した後の日本。
ある日、突然母親が倒れる。
救急車が来るが、病院の希望を聞かれる。
健康保険の範囲内、最低限の医療のみおこなう公立病院『菊花病院』。
最新の設備を誇るが健康保険のきかない私立病院『地中海病院』。
それぞれのストーリーが展開されます。
主人公の目を通して、近い未来の日本の医療がどうなっているのか、
覗いてみてください。

地中海病院というのは、現在のアメリカの状況と
ほぼ同じと考えていただいてよいです。
今の日本では「架空の病院」ですけれども、
アメリカはほぼこうなっているという理解でよいです。
(保険会社の力が強いぶんだけ、アメリカの現状のほうが
地中海病院よりひどいかもしれません)。

「シッコ」 という映画もあります。
マイケル・ムーア監督。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%B3

描かれているのは
・医療費が払えず病院にかかれないので、自分で傷口を縫う人。
・仕事中に誤って指を二本切断。指をくっつける手術費用が薬指は12,000USドル、中指なら60,000USドルと言われ、中指は諦めざるを得なかった人。
(6万ドルというと、約600万円ですね。)
・医療費があまりに高額で家を売りに出し、こどもたちの家に世話になり静かな諍いが起こる老婦人。
・高齢であってもなお、自分の医療費を払うために働かざるを得ない老人。
などなど。
救急車を呼ぶと数万円しますし、
医療の内容について保険会社が主導権を持ち口を出してきます。
今の日本では考えにくい状況ですけどね。
この映画も、ぜひ御覧ください、DVD出ています。

国民皆保険を守るためには
TPPに参加しないこと だと思います。
でも、
国内の製造業を守るためにTPP参加が必要だ、ということであれば
今の医療制度・保険医療水準はあきらめることになるでしょう。
それが国民の選んだ選択、ということであれば
仕方ありませんが。

先代、折口清寿院長の3回忌法要のあと、親戚一同で食事。
リーガでおこないました。
地物スズキのマリネ。
a suzuki.JPG
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