地元に主治医がいない場合
カープ、打てませんねえ、走りませんねえ。
9敗している投手に6回2安打に抑えられては・・・。
まだ借金4ですから、気をとりなおして連勝していきましょう。
雨の中、17000人のみなさんありがとう、お疲れ様でした。
さて、
最近はインターネットなどで医療情報が簡単に手に入るようになっています。
名医を紹介する本やテレビで見た「あの有名医師」の
予約を取り、診療を受けることも、そんなに難しくはありません。
それが誰でもできる、というのが日本の医療制度のいいところです。
多くは東京などの大都会・大病院にいる医師ということになります。
しかし、遠方への通院は簡単ではありません。
元気なうちは旅行気分で通院することも平気でしょうが、
年齢が高くなれば、
あるいは癌が進行してくれば、
全身状態は次第に悪くなり長時間かけての通院は困難となってきます。
どうしても地元で診てもらう医師・病院を探す必要が出てくるのです。
本当にしんどくなってからあわてて探すのでは、
「これまでの状態はどうだったのか」 がわからないので
引き受ける医師・医療機関のほうでも的確な判断がむずかしいです。
元気なうちに地元にかかりつけ医をもっておくこと。
在宅医療を希望される場合には、それがとても大切なポイントです。
大きな病気であればあるほど、早めにかかりつけ医を決めましょう。
とくに往診や在宅緩和ケア、在宅死まで希望されている場合には、
できるだけお早めに。
センター街 源蔵。くじらの竜田揚げ。
くじらを食べる機会というのは めっきり減りました。
数年ぶりです。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
本日のお勉強
病理病期1B~ⅢB期 非小細胞肺癌に対する
Carboplatin + weekly paclitaxel併用術後化学療法の安全性に関する検討
肺癌2011年6月号
国立病院機構高知病院呼吸器科 岡野 義夫 先生ほか
要点
進行非小細胞肺癌に対する標準化学療法はプラチナ製剤+新規抗がん剤併用療法である。
CBDCA(カルボプラチン)+PTX(パクリタキセル)が標準治療として推奨されたが、
投与法は3週間間隔投与であった。
weekyPTX投与法は毒性軽減が期待されている。
術後化学療法については、まだCBDCA + weeklyPTXの認容性は確立していない。
そこで過去にさかのぼり認容性を検討した。
CBDCAはAUC=5、day1
PTXは60mg/m2、day1,8,15で、4週間隔、4クール投与。
好中球減少、末梢神経障害は軽度であった。
***
術後に化学療法を追加しておいたほうがよい、
というのが肺癌の標準治療です。(1a期は除く)。
weekly投与法というのは、毎週治療しましょう、というものです。
この投与法は私の経験からしても、
抗がん剤の副作用が軽減できることは確かでしょう。
ただ、
術後も毎週毎週病院に通う、という点が どうでしょうか。
受診が頻回すぎて、負担が大きいように思います。
そこを受け入れていただけるなら、いい選択肢かもしれませんね。
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