ブログ

夜の桜

2012年03月22日  

深夜、前立腺がん患者さんの自宅での看取り往診がありました。
さすがに夜はとっても寒いですね。
車もほとんど走っていないし、歩いている人は皆無です。

広島刑務所の南側に沿って歩いていくと
ある民家の庭で桜が満開に咲いています。
ソメイヨシノではなく別な桜なんですが
ちょうど街灯がすぐ近くにあり、
それはそれはきれいです。
近くを通られる場合はちょっと寄り道されてもいいかもしれません。
往診中でしたので写真はありません、すみません。

さて、
昨日は4月の診療報酬改定の説明会に出席しました。
病院の機能分化がどんどん進んでいくような改定となっています。
急性期基幹病院は、
急性期疾患の入院治療に特化していくことになり、
外来は縮小していくことになります。
大きな病院に通院していれば安心だ、
と思っておられる方も多いことでしょうが、
4月からは
「通院先は近くの(小さな)病院や診療所にかわって
いただけませんか?」
という説明を聞くことになると思われます。

外来患者を多く見ている病院は赤字になる
という制度になるのです。
外来患者が多いほど赤字?
というのは一見理解しがたいかもしれませんが
医療は国が価格を決める制度なので
そういう制度設計にすることも出来るのですね。

2025年、団塊世代が75歳にさしかかります。
今のままでは急性期病院・基幹病院は確実にパンクします。
パンクしないように、地域医療や急性期病院を守る、
という意味合いなのですね。

病院と診療所の連携はますます強化されています。
今では病院のレントゲン写真や血液検査データなどを
パソコンで診療所ですぐに見ることもできるようになってきています。
安心して地域診療所にかかってください。
検査や入院が必要なときは病院に紹介できますので。

フレスタのおはぎ
スーパーで売っている物ですが、けっこう好き。
底にあんこがないのが残念ですが。
a ohagi.jpg
★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です