安佐市民病院の機能を分散してはいけない
カープ、昨夜は負けだと思っておりました。
よく追いついた、というところなのですが
勝ちたかったですね。
今日はジョンソン投手、
中日は3戦ともしつこく左投手をぶつけてきますね。
打ち崩してやりましょう。
応援しましょう!
さて
安佐市民病院の移転問題ですが
現在地建て替えか、移転新築か、
という2者択一にかわる案として
病院機能を分割して現在地にも7対1規模くらいで
残す、という案が出てきました。
ざっくり計算で
移転新病院450床、現在地70床
という規模になる計算です。
しかし、これははっきり「愚策」です。
「おらが町に病院が欲しい」
という気持ちはわかりますが、
病院は大型化・集約化の流れの中にあります。
なぜか。
高齢化に伴い、救急患者が非常に増加しており
(あるいは今後救急患者が急増することが想定されており)
救急に対応するためのマンパワーを集中しなければいけないから、です。
もっと具体的にいうと
救急患者を受け入れるには医師数が必要であり
医師を1か所に集めなければ救急医療は無理なのです。
机上演習ですが
医師7名の病院が10か所あるとします。
入院患者がいますので、誰か1名は当直をしなければなりません。
医師7名だと、週1回は当直業務が回ってくることになります。
週1回の当直って、若い時ならできますが
高齢医師には到底できる話ではありません。
体が持たないので病院を辞めさせていただきます、ということになります。
(当直業務のほかに救急外来業務もやれ、
というのは別な話になるのですが
ここでは当直業務のみの話と仮定しての机上演習です。)
こうした「過重労働」の病院、医師が辞めていく病院が10か所あることになります。
いずれ地域医療は崩壊していくでしょう。
そこで、医師7名の病院10か所を集約・大型化して
医師70名の病院が1か所出来たと仮定します。
1か月は30日ですから、
当直業務に毎日2名ずつ配置していっても
70名いれば当直回数は月1回ですみます。
毎日2名であれば、外科系と内科系の医師を配置できます。
医師数が多ければ多いほど多様な疾患に対応しやすくなります。
当直が月1回ですめば、疲弊して辞めていく医師は少ないでしょう。
地域医療は崩壊せず継続できることになります。
救急対応を求めるのであれば
病院は集約化・大型化に向かわなければいけません。
分散という案は 時代に逆行した案であり、愚策です。
また
小型病院は赤字になる、ということも知っておいて欲しい点です。
将来にわたり赤字を出し続ける病院を 今から作るのですか?ということです。
この論点はまた後日に。
福屋八丁堀店 地下
メロンパンのナナパン。
チョコパンでした。
なんでナナパンという名前なんでしょうね?
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