寒い中のランニングは
寒いですね。
広島市中区でも雪がちらついていましたので
少し山の方ではかなり降っていたでしょう。
この寒いなか、土手をランニングしている人がいます。
それも、一人二人ではなく何人も。
うわー、すごいなあ、
そこまでして走らなくても・・・と思いました。
寒いと体は固くなり
関節を痛めることもあります。
十分な準備運動をおこなうこと(クーリングダウンも)、
保温そのほか十分な服装でおこなうこと、
など、細心の自己管理が出来る人しか走っちゃだめです。
持病のある方には、雪のちらつく中での運動はおすすめしません。
まあ、
雪が降っている時には花粉や黄砂の飛散はありませんので
その点はいいのですけどね。
黄砂や花粉症に悩む人にとっては
雪だチャンスだ、さあ走ろう! なのかもしれませんけど。
本日のお勉強は 屋外環境因子と喘息の予防・管理
今週の花 いただいたスイセン、センリョウ。
満開となりました い~い香りがします。
★インフルエンザ情報
広島市では東区長尾小学校で学級閉鎖が出ています。
県では25日付で新たに5校出ています。
本日のお勉強
屋外環境因子と喘息の予防・管理
~喘息増悪への影響に関するエビデンスと調査研究の試み~
アレルギー 2011年11月号
横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンター 中村 陽一先生ほか
要点
喘息増悪因子として重要な屋外アレルゲンは真菌である。
我が国で6~10月にクラドスポリウムやアルテルナリア等の好湿性真菌が増加し
雷雨の際の発作に関連すると考えられている。
花粉による喘息増悪についえの意義は小さい。
海外ではブタクサによる季節性の喘息増悪が知られている。
大気汚染では、粒子の小さいディーゼル排気粒子が注目される。
黄砂の影響も注目される。
黄砂は中国大陸由来の二酸化ケイ素を主成分とする土壌・鉱物粒子に大気汚染物質由来の硫酸イオンや硝酸イオンが付着したもので、
発生源や付着物質が毎回異なると考えられるため
研究対象としては扱いにくいものである。
***
いろいろな環境因子につき記述されていましたが
とくに黄砂の部分を中心にまとめてみました。
確かに、毎回の成分が異なるようだと
症状の有無や程度なども一定の傾向は出にくい
ということがあるのでしょう。
私に限らず、黄砂で具合が悪くなる人も多いので
ぜひ研究がすすんでほしいと思います。
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