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心に残る出会い76 車いすで退院したTさん

2015年12月27日  

サンフレ、昨日も勝利、いいですね。
次は29日。
2冠をぜひ達成し、新スタジアム建設に勢いつけたいですね。

毎月 最終日曜日は 心に残る出会いです。
Tさんは98歳。
脳梗塞をおこし、娘さんのマンションで同居していました。
手指のリハビリのため、折り鶴をたくさん作り、部屋に飾ってありました。

ある日、湯船で立てなくなり、病院に入院。
今回は左右の脳 あちこちに新しい脳梗塞をおこしていました。
動けない、食べられない、飲食試みるとムセる。
このため病院では絶食で、1日数本の点滴をおこなってきたのでした。
次第にTさんには 全身にむくみが生じてきます。
改善の見込みはありません。
そこで娘さんたちが決断をします。
家に連れて帰って、私たちが最期までみます。

退院前カンファレンスで、私たちのはじめての出会いです。
状態が悪いので、残された時間はない、急いで退院することになりました。

翌日、Tさんは、娘さんたちが押す車いすに乗り
橋を渡ってマンションに帰りました。
家の周りの景色を Tさんに見て欲しかったのです。
娘さんたちによると、橋を渡った時に笑ったようだった、
家で娘達が声をかけたら わかったようだった。
家に帰ってきた、というのが わかったようだった、と
娘さんたちはとても喜んでおられました。

家では点滴はおこなわないこととなりました。
スプーンで、お好きな物を一口、また一口で。

お好きな物って、何でしょうね?
アップルジュースと、マッコリ。
ああ、アルコールもいいですよ。
ここは病院ではなく、御自宅なんですから。

点滴を中止することで、むくみは次第に軽くなっていきました。
ノドがゼロゼロいうこともなくなり、
痰の吸引をする必要もなくなってきました。
このあと予想される体の変化について
訪問看護から娘さんたちに何度も説明がなされ
心の準備も整いました。
そうして1週間目、Tさんは静かに亡くなられました。

Tさん、家のまわりの景色を見ることが出来て
よかったですね。
ふつうだったら介護タクシーを利用して帰る人が多いのですが、
それだと景色はほんのちょっとしか見ることが出来ないんですよ。

我が家の忘年会3
三ツ星ふらんす屋台
クリスマスの前の話です。
孫連れで行きました。
小さい子連れでは、雰囲気を壊すのではないか、と恐る恐る。
しかし、他の客も、それぞれみんな大声で忘年会大騒ぎ。
子供がいようが いまいが、全く問題ありませんでした。
小さい子連れで行ける しゃれた料理店。貴重です。
スモークサーモンサラダ

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★新型インフルエンザ情報
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