心不全や脳卒中の人にも緩和ケアを
心不全や脳卒中の人にも緩和ケアを
ドリミネーション、はじまりましたね。
この土日は、非常に寒くなるという予報です。
カゼひかないように御用心ください。
さて、
緩和ケアについてのニュースです。
心不全や脳卒中の緩和ケア体制整備へ 厚労省
朝日新聞デジタル2017年11月16日
http://www.asahi.com/articles/ASKCJ5F5QKCJULBJ00J.html
緩和ケア、は ガン末期患者のためのもの、と
思っておられる方も多いでしょう。
じつは、緩和ケアは どういう病気か、ということは問いません。
心不全でも、脳卒中でも、肺炎でも認知症でも
私たち緩和ケア医は 対応をしますし、してきました。
今頃 何を言ってますのん? という感じです。
緩和ケア病棟だけ しばりがあるのです。
緩和ケア病棟に入院できるのは、癌末期(余命6か月以内)と エイズ患者だけです。
かつて
緩和ケアをけん引してきたのは 緩和ケア病棟、緩和ケア病院に勤務している
欧米留学経験のある先生たちでした。
それはそれで 時代を切り開いてこられたわけですが、
ガン以外の疾患が緩和ケアの対象にならないかのような誤解にもつながったかもしれません。
人は最期の瞬間まで
自分のすごしたい場所で
苦痛なく安楽に すごすことが出来るようにすべきです。
私たちは ガン以外の患者さんに対しても
とっくの昔から対応をしてきておりますよ。
あなたは、どこですごしたいですか?
どういうふうに すごしたいですか?
何をやりたいですか?何を食べたいですか?
その希望を在宅チームに遠慮なくお話しください。
私たちはその希望をかなえるために がんばって支えていきますから。
アンデルセンのモーニング
2階にて。
モーニングサラダセット
朝から野菜たっぷりは うれしいです。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
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