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感染性胃腸炎流行中

昨日は、広島市医師会夜間急病センターの年内最終日でした。
新年は1月4日からです。
それまでは舟入病院などへお願いいたします。
(昨夜の広島市民病院は5時間待ちだったとか・・・)

院長は昨夜、最終日の夜間急病センターで勤務してきました。
インフルエンザは確かにピークは過ぎていましたが、
それでもまだまだ多くの方が受診されました。
油断禁物、うがい手洗い咳エチケットの徹底をお願いします。

感染性胃腸炎の症状の方も多かったです。
受診者の割合は、印象としては、
インフルエンザ6,感染性胃腸炎3、その他1
くらいの比率でしょうか。
広島市では定点あたり8人の感染性胃腸炎が発生していますので
こんなものかもしれません。
(インフルエンザは現在定点あたり15人です。)
広島市感染症情報センターの最新情報
http://www.city.hiroshima.jp/shakai/eiken/kan_center/rinzi/new_info.htm

感染性胃腸炎のほとんどはノロウィルスです。
ノロウィルスには消毒用アルコールは無効です。
カキ生食に注意すること(加熱用カキは生食ダメですよ)、
生カキを調理したマナ板などは、直後にしっかり消毒して次の料理をすること
(熱湯消毒がのぞましい。できればマナ板などは替えたほうがよい。)
など、十分に御注意ください。
生カキは食べていないのですが、という人が感染・発病することも
よくあることです。
マナ板などをとおしてウィルスが次の食材にうつっていれば
原因を探ることは困難になるのです。

いったん発症すると、
手指を介しての感染、たとえばドアノブ、共有タオルなどを介しても感染します。
感染の広がりを防ぐことは とてもやっかいです。
嘔吐物は、乾燥すればウィルスが舞い上がり空気感染しますので
嘔吐後は広い範囲をしっかり消毒することが必要です。

発病後は水分をしっかりとって下さい。
水分が飲める間は、あまり心配はありません。
水分が飲めない場合、飲んでも嘔吐する場合には点滴が必要です。

写真は今朝の広島市中区の風景。
雪です。天気予報は当たりますね。
道路には雪は積もっていません。
幹線道路の交通には支障出ていません。
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今年も当ブログにおつきあいいただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
みなさま、よいお年を。

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