感謝と友情
2018年01月17日 :緩和ケア医のつぶやき
3.11もそうですが
1.17も忘れるわけにいきません。
大都市の直下型地震、
その被害報道にいてもたってもいられず、
救援チーム派遣医師に立候補して
神戸に救援活動に入りました。
神戸のことを忘れることはありませんよ。
その神戸の街を走ることが出来るのが神戸マラソンです。
昨年、2回目を走りました。
神戸マラソンのテーマは「感謝と友情」です。
こうした、小学生の手書き応援メッセージを もらえます。
いちど鉛筆で下書きを書いたものを消して、
上からサインペンでていねいに書いてくれています。
もうね、うれしくて力をもらいますよね。
自己ベストには及びませんでしたが
2番目によいタイムで走ることが出来ました。
ありがとう、応援のおかげで、がんばりましたよ!
私たちは神戸のことを気にかけています。
出来る範囲で、ずっと応援していきたいと思っています。
私に出来ることの一つが神戸マラソンを走ること、です。
その参加者、どこの誰だかわからないランナーに
小学生が応援のメッセージをおくってくれる。
こうすることで、一部の奇特な人々(ランナー)のための大会、ではなく
ランナーを応援する市民全体のイベントとなるのです。
この子たちが大人になった時、
きっと神戸に誇りと愛情をもった人間に育っていることと思います。
がんばる人を応援する、そういう心持ちをもった人になっていると思います。
「小学生の手書き応援メッセージカード」。
そのあまりに秀逸なアイデアに
今では他のマラソン大会も同様の企画を取り入れはじめました。
地元の良さを再発見し、郷土愛あふれる人間に育ってくれると思います。
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