救助隊の活動に感謝
庄原の災害で、
湯崎知事が早く自衛隊出動を要請したことは正解だと思います。
夜間や悪天候時に、被災者を捜索・救出することは非常に危険です。
二次災害の危険性があるからです。
きちんと訓練し装備をととのえているチーム以外は
足手まといです。
訓練していない人たちは後方支援要員にとどめるしかありません。
医療の世界にも緊急援助隊があります。
各地の基幹病院にDMATと呼ばれるチームが訓練をしています。
DMATは国内の災害用です。
世界に派遣されるチームもあります。
本日はハイチ地震への国際緊急援助隊のお話。
本日のお勉強
ハイチ大地震 国際緊急援助隊医療チーム 派遣報告
日本内科学会雑誌2010年5月
京都大学附属病院初期診療・救急科 山畑 佳篤 先生
要点
2010年1月12日に発生したハイチ大地震に対して、
1月16日から29日までの2週間、日本の国際緊急援助隊医療チームが活動した。
国際緊急援助隊医療チームというのは日本政府によるミッションである。
チームは23名、医師は4名、看護師は7名。
メンバーは派遣のための導入研修(2泊3日)をあらかじめ受講し
国際協力機構JICAに事前登録されている。
ミッション派遣決定の情報が一斉通報され、自ら参加へ立候補する。
派遣決定から成田出発まで48時間以内であることが条件で、
近年では24時間程度で出発することが多い。
派遣期間は2週間と事前に決められている。
継続活動の必要があれば第2陣、第3陣と引き継いでいくことになる。
実際には、引き続き自衛隊からの国際緊急援助隊、
さらに日本赤十字社に引き継がれ医療がおこなわれた。
デジタルX線撮影装置、超音波診断装置など他国の救援チームにない日本の技術力が
緊急医療に貢献できた。
X線フィルムだと現像する必要があり、
現像装置やフィルム、暗室なども必要になります。
これは非常時、災害時に持参し稼働させることは むずかしい。
デジタルX線装置は、現像の必要がなく
災害時にとても有用だ、ということは よく理解できます。
電源さえ用意すれば稼働できるのですから。
M5.9の余震もあったそうです。
大変な状況だったようですね、無事でよかったです。
子どものときに、「国際緊急援助隊」とか救助隊 にあこがれた人もいるでしょう。
活躍の場はいろいろとありますよ。
ぜひ志願してください。
広瀬北町のイタリア料理 ラ・セッテ La Sette
http://www.la-sette.jp/
写真は魚料理。魚の種類など、内容は忘れました。
吉島地区のブロック会で行きました。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
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