救急車を呼ぶと警察が来る話2
中日、強いですね。
落合監督が就任して8年、すべてAクラス、優勝4回、日本一もあり。
どの報道でも、中日の練習量はすごい、と伝えています。
練習量がすごいのはカープ、だったはずなのに
今はそんなことは伝わってきません。
カープの練習量が少なくなっているのでしょうか。
落合監督を2年限定で監督に招くという手もあるかも、ですね。
癌の末期など、
最期まで自宅ですごしたい、
自宅の畳の上で死にたい、と希望され
在宅治療をおこなっている方も多いです。
その方や御家族にとって、自宅で息を引き取る、というのは
「最期まで希望どおりに出来てよかったね」という結末のはずなのです。
しかし、救急車を呼んでしまうと
警察が来て、死体検案をすることになります。
ずっと家族やヘルパーなどが付き添っており
どこからも外部の侵入者はなく事件事故の可能性が全くなくても
救急車を呼んでしまうと そうなります。
死亡診断書にせよ死体検案書にせよ、
いずれにせよ書類を書かなければいけないので、
たいした違いはないか、というと これが実は大違い。
警察は、まず現場保存をしようとします。
部屋にはいるな、部屋の物を動かすな、という状況になります。
発見者や御家族は別室でお話を聞かせてください、ということになります。
つまり
息を引き取った御本人と御家族は強制的に引き離され、
手を握って別れを惜しむ、なんていうことは出来なくなるのです。
また、通帳や印鑑、サイフの中身など
すべてを警察官が確認していきます。
盗難にあったりしていないか、
犯罪現場の捜査と同じことがおこなわれていくのです。
家族はどこで何をしていたか、など
「犯罪者扱い」とまでは言いませんが、
何時間もくわしく調書をとられます。
御遺体についても
血液や髄液を採取するために太い針を刺します。
針を刺したり痛い治療はやめましょうね、という状況だったかもしれないのに
そのことは全く考慮されません。
御本人も御家族も
自宅で死にたい、看取りたい、という希望はあっても、
そういう事態になるとは思ってもいなかったことでしょう。
急変された時に、救急車を呼ぶと こうなってしまうのです。
救急車を呼ばず、かかりつけ医を呼んでもらえれば
死体検案ではなく死亡診断書ですむ話なのです。
息を引き取るその瞬間に 医師が立ち会っていなければならない、
なんていうことはありません。
それはテレビドラマの見すぎです。
在宅医療を昔からやっている医師のなかには
深夜や早朝に亡くなられた連絡を受けた場合には
「御家族だけでじゅうぶんお別れをしてください。
私は明朝8時頃にまいります。」
という方法をとる先生もおられるそうです。
これで死亡診断書を発行して、全く何も問題はありません。
(私は深夜でもおうかがいして死亡確認するようにしています。)
明日に続きます。
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