教科書を疑え
2010年04月16日 :緩和ケア医のつぶやき
昨日から、とある専門学校で
臨床医学の講義をはじめました。
木曜日午後なら、ということでお引き受けしたものです。
これまでにも介護福祉士や看護の専門学校で講義してきたことが
ありますから、講義の経験はありますが、
やっぱり準備に時間はかかり、緊張もします。
第1回の講義が無事終わり、昨夜は祝杯でした。
数年前に書かれた教科書をテキストとして使用するのですが、
けっして古い教科書でもないのに
すでに現実と乖離した内容があります。
医学の進歩は、すごく早いのです。
最新の知識、新しい考え方も講義で紹介していきますが、
それとて数年後には 古い知識 になっていきます。
教科書を疑え
先生を疑え
医療・医学に従事する者は、一生が勉強です。
みなさんといっしょに、がんばっていきましょう。
緩和ケア について
知っている、聞いたことがある、という人は
クラスで2-3割というところでした。
知名度はまだまだですね。
講義のなかで緩和ケアのお話も 少し紹介していきます。
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