新型インフル 県内全員退院
新型インフルエンザH1N1情報
県内で確認された患者は、現在までに全員 退院されたそうです。
重症化みられず、よかったです。
写真は川根ほたるまつり でのホタルの舞い。
ブログでうまく見えているでしょうか・・・。画素数の少ない、ちょいと昔のコンパクトデジカメで、夜景モードなど工夫はしてみたのですが・・・。
ホタルの光を上手に撮影される方もおられますが、すごい技術ですね。私にはとてもできません。(カメラの性能よりも、腕前に問題があると思う・・・)
24日、中区医師会学術講演会に出席しました。
タイトルは「新興・再興感染症におけるクリニカルマネジメント」
講師は東北大学医学部 賀来満夫 教授でした。
・・・と書くと、細菌感染症の講演会のようですし、講演依頼をした時点では その話をされる予定だったのでしょう。
賀来満夫先生というと、あれ、聞いたことある名前だな、と思われる方もおられるかもしれません。
賀来満夫先生は新型インフルエンザH1N1について、毎日のようにテレビなどに出演しておられる専門家なのです。
そこで今回の講演会も、新型インフルエンザH1N1最新情報についての話となりました。
会場も補助椅子がたくさん追加され超満員です。
要点
インフルエンザで死亡するのは、多くは2次性の肺炎である。
新型インフル蔓延時には、インフルエンザ患者には抗インフルエンザ薬を使用、3日後に効果を確認する。
そこで効果がない、あるいはいったん効果があったものが再度熱が出始めた、という場合には抗生物質を併用すべきである。
抗生物質はこの場合ニューキノロンがよい。
持病のある人の場合には、最初から併用してもよい。
現在、仙台市では新型インフルエンザ第2波について、診療体制の練り直し作業にはいっているとのこと。
広島でも重症患者を受け入れる体制などについて、今のうちに再検討することが大切です。
早ければ8月に第2波が発生しはじめても おかしくない、とのことです。
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