明るい夜空(光害)だと アルツハイマー型認知症になるリスクが高い
昨日は月曜・祝日でした。
お休みの方も多かったでしょうが、
働いている人も たくさんいます。
当院の大工さんチームは昨日から仕事でした。
介護保険事業者は ほぼ平常どおり動いています。
デイサービスや介護ヘルパーさんなど。
配食サービスも動いています。
こうした介護系サービスがないと 生活が維持できない人はおおぜいいます。
生死に直結するお仕事なんです。
当院も外来は休診でしたが、訪問診療は おこなっております。
訪問診療の時間帯は 午前の早めの時間帯に調整させていただいておりますが。
そのあとは
神石高原町合併20周年記念事業 JAXA宇宙飛行士講演会 に 出席してきました。
講師:JAXA宇宙飛行士 金井宣茂さん
講演:国際宇宙ステーションから 未来を担う君たちへ
~夢はかなう~
会場:神石高原町高蓋 さんわ総合センター やまなみ文化ホール
宇宙飛行士に直接会って お話を聞きたい、というのは 誰でも思うことです。
JAXAには 宇宙飛行士の講演依頼が やまほど来ます。
ですから 原則は 引き受けてもらえません。
市民会館こけら落とし講演会、とか、○○設立記念、とか 何十周年記念、とか
特別なイベントでないと 宇宙飛行士は派遣してもらえないのです。
今回の派遣要請は 3年以上前から おこなっていたそうで、
講演後の開催者側あいさつで 「夢はかなう」と 言っておられました。
講演会に参加した子どもたちは、「宇宙飛行士のお話を聞いた」、という体験は きっと生涯忘れないでしょう。
今後の日本宇宙少年団広島分団の活動に ずいぶん参考になる点もありました。
なんとか広島市でも 宇宙飛行士講演会を実現したいものだ、と 思いました。
紫金山・アトラス彗星ですが。
昨日は雲で ダメでしたね。
16日夜から ふたたび チャレンジです。
夜空の暗い場所でないと 肉眼での十分な観察がむずかしいと思われます。
暗い夜空が 欲しいですよね!
明るい星空だと 何が問題になるのか。
明るい夜空(光害)だと アルツハイマー型認知症のリスクが高い、という報告が出ています。
出典:
Outdoor Nighttime Light Exposure (Light Pollution) is Associated with Alzheimer’s Disease
著者はRobin M Voigt ほか。
One-Sentence Summary
There is a positive association between Alzheimer’s disease prevalence and average outdoor nighttime light intensity in the United States.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10889016/
google翻訳先生によると。
夜間の屋外光曝露(光害)はアルツハイマー病と関連している
一文の要約
米国では、アルツハイマー病の有病率と屋外の夜間の平均光強度の間には正の相関関係がある。
***
わかりやすく言うと、 屋外が明るいとボケやすいよ、ということです。
天文学者は 暗い夜空でないと 研究や教育に差し支えます。
光害に対する警告、あるいは お願いを 何度も発出しています。
これは 明日 お伝えしましょう。
今回の発表内容が正しければ
一般市民が 光害に対して 行動をおこすべきでは ないでしょうか?
暗い夜空を守ることが 自分たちが認知症になる危険性を減らすのです。
注:またプレプリントであり、正式な論文ではないようです。
今後 修正があったり、取り下げになる可能性もあります。
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