歯科医師の年収下落
寒いですね。
黄砂やPM2.5が少ない状況なのが救いです。
花粉症にも用心しておきましょう。
さて、
昨日のブログで
医師はボロ儲けしている、と主張したい人はいるようだ、
悪意を感じる記事だ、
というお話を少ししました。
具体的な記事がありましたので、紹介しておきます。
コンビニより多い歯科医院の悲鳴 増えすぎて儲からず…年収下落止まらない
Sankeibiz 2014年11月23日
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/141123/ecd1411231708001-n1.htm
高収入のイメージが強いお医者さんですが、同じ医師の中でも、年を追って平均年収の下がっている分野があります。
それは歯医者さんです。
2013年の調査分で、残業代を入れても年収621万円という結果が出ています。実に、同じ年の勤務医師の年収1072万円に対して、60%弱の水準ということになります。
開業医に関しても、収益の悪化傾向は顕著です。バブルの頃には、高級外車を乗り回していたイメージのある職業ですが、今は昔。環境が様変わりしているのです。
***一部引用
勤務医の年収は1072万円。
さあ、いかがでしょうか?
高いですか?
週刊誌等で、いろんな企業の年収が特集されていたりします。
見比べていただければ。
なお、
勤務医は転勤が多いため勤続年数が少なく、退職金が非常に少ない、
という点も存在しています。
開業医でいえば
開業3年以内に1/5は破たん・閉院すると言われています。
外来患者数は数年前から減少が続いています。
広島市でも、閉院した医療機関を目にされているのではないでしょうか?
今や 外車に乗っているのは893と医師、の時代ではなく、
株を持っている人なんです。
病院は巨額利益、
なんていう昨日の記事タイトルを見ると
ちゃんと事実を確認してから物を言って下さいよ、と思います。
公立病院の7割は赤字です。
一般財源から補てんされています。
「もし」、都道府県や市町の財政が悪化してくれば
病院への補てん継続が不可能となり
閉院、あるいは身売りする公立病院が今後は増えてきます。
インフルエンザワクチンの売り上げなんて、
その赤字額に比べたら微々たるものです。
「もし」、と書きましたが
今は人口減少社会に突入しており、
産業が中国など国外に移転していますから
自治体の税収が増え、会計が好転する要素はありません。
地域から自治体病院が無くなる、というのは
今後あちこちで生じてくる既定路線です。
最近食べているパン
アンデルセンのパン、おいしいですね。
とちおとめ苺ケーキ
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
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