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災害復旧のための備蓄

2025年01月5日  

当院は昨日から通常診療を開始しています。
昨日は インフルエンザもコロナも 患者さんが 多数発生しています。
往診も多数 必要でした。

寒いと腰が痛くなります。
午後はジムに行ってストレッチ・ジョギングして、泡ぶろにつかろうか、とか
初詣に出かけようか、などなど
思っていたのですが、
往診が次々にはいり、仕事がおわったのは 18時すぎ。
ジムや初詣の時間は まったくありませんでした。

 

高齢者がコロナに感染すると、肺炎で入院が必要となるケースも出てきます。
某病院はすでに満床。
某病院に入院出来ましたが、
「入院治療しても 高齢者のコロナは亡くなられることがある」ということを
重々 御家族に説明のうえで お越しください、
とのことでした。

コロナなんてカゼと同じ、
なんていう説を信じている方々がおられ、
「カゼで死ぬなんて!!」と 怒りだす御家族がいるのでしょう。

コロナはカゼではありません。
年間死亡順位7位8位あたりに位置する疾患なんです。

 

災害用備蓄について。
少なくとも3日分の水・食料などは備蓄しましょう。
それが出来れば、次は1週間分。
ふだんの薬も1週間は持って避難しましょう。
自宅避難の場合には、手回し発電ライトラジオ(スマホ充電可能な機種)、
災害用トイレなども。
食物アレルギーの方は 自分・家族の食べる食品を 最低1週間は備蓄しましょう。

それが出来れば、次は2週間分。
そもそも「新型インフルエンザ対策」として2週間分の備蓄が推奨されておりました。
私どもは2週間分は常時備蓄しております。
講演会などでも 備蓄は2週間分を、と お話してきています。
最近の地震対策で 備蓄は1週間と言われるようになっておりますが、
なぜ2週間から1週間に減ってきたのか、そこは納得が出来ていません。

むしろ
我が家では、2週間から1か月分に備蓄量を増やしてきています。

 

今年は
災害復旧用の品々の備蓄を開始します。
まずは手袋。
災害避難セットには軍手がはいっていることが多いですが、
軍手では がれきやガラスなどで 手を切ってしまいます。
細かいガラス片などが 繊維の合間に入ってしまえば その軍手は使えず、捨てるしかありません。
皮手袋、あるいは 耐切創用の手袋が 災害復旧活動には必要と思います。

ユアサグローブの トンボレスキューシリーズ。
https://glove.co.jp/526/

SHOWA耐切創手袋、など。
耐切創には国際基準があります。
https://www.showaglove.co.jp/industrial/task/cut

トンボレスキューで検索かけていると、
福山市にある(株)トンボ が ヒットしました。
トンボレックスという、やはり防災、消防向けの手袋の会社です。
備後地区などでは消防団向けにも使用されているようです。
https://www.tonbo.co.jp/

ユアサ、SHOWAは ワークマンで購入できました。
次はトンボレックスを 購入したいと思っています。

 

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広島ブログ  

1月17日、私どもの本が出ました。

紀伊国屋WEB
在宅緩和ケア医が出会った「最期は自宅で」30の逝き方 – 光文社新書
髙橋浩一
価格 ¥924(本体¥840)
光文社(2024/01/17発売) 電子書籍もあります
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784334101992

公民館、集会所などでの講演など、お引き受けいたします。
日程次第です、御相談ください。
10名程度の少人数の集会でも大丈夫ですよ。

 

【業務連絡】医師募集。内科・外科・総合診療科・緩和ケア科に限りません。
新型コロナ対応をきっかけに
「医療の在り方」、「医療の目指すべきもの」について
考えを深めた方・考えを改めた方も多いと思います。
もし
「今は東京や大阪(等)で働いているが、地元広島に帰って働きたい」
とか
「病院勤務医よりも もっと患者に寄り添いたい」
「今の病院の勤務形態では 体を壊してしまうのではないか」
「これだけがんばって働いているのに、むくわれないというのは、病院というのはおかしいのではないか」
など考えはじめた医師の方は どうぞ当院に御連絡ください。
「給料よりも 生きがい・働きがい」を求めている方、よろしくお願いいたします。
(「給料優先」という方は、イナカの病院なら「過疎地手当」が上乗せされますし、
医師求人サイトで探されると「高給優遇」のところは見つかると思います。
ただし、高給優遇で求人するということは、キツい職場、あるいは やりがいは少ない職場だ(やり手がいない)という覚悟は必要です。)
広島はコンパクトな街で、衣食住、そして働くにも子育てにも いい所だと太鼓判押せますよ。
当ブログを御覧になり、院長の理念に賛同された方、どうぞ御連絡よろしくお願い申し上げます。

在宅診療は楽しいですし、在宅緩和ケアは やりがいありますよ!

【おまけ】
当院には釣り部も出来ました。
カープ、サンフレファンの医師のかた、
および 釣り好きな医師の方、
当院に就職すれば いいことありますよ。

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