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災害時、呼吸器疾患の患者は激増し、減らない

2026年02月17日  

昨日は 暖かかったですね。
患者さんのお宅では エアコン暖房や石油ストーブが消えているお宅が多かったです。
まだ寒い日が来ますので、油断は禁物ですよ。

 

インフルエンザですが。
16日づけ、広島市では27校の学級閉鎖が出ています。
もちろん学年閉鎖もあり、複数学級の閉鎖校もあります。
大流行中です、手洗い手洗い、よろしくお願い申し上げます。

 

さて、
金曜日ですが、
「災害時の呼吸ケアWEBセミナー」に 出席しておりました。WEBです。

自助、でいうと
在宅酸素で加療中の方は
1:薬は1週間分、できれば2週間分の予備を持っておく。
2:酸素については8時間分 耐えられるようにしておく。
3:停電時に 自分で酸素ボンベに切り替える。その練習を何度もしておく。
4:停電が長引きそうな場合には 酸素流量を下げ、使用可能な時間を延ばす。
という備えを 徹底しておく。

 

災害後に増える患者としては、呼吸器患者の受診・入院が増えます。
直後は溺水などによる緊急入院。
そして 停電のため 在宅酸素患者が次々に病院に訪れる。
→ 基幹病院には在宅酸素患者が集まる「酸素センター」の設置が必要になります。

つぎの段階では避難所での感染症流行などによる気管支炎・肺炎などが生じ、COPDの増悪、喘息発作なども生じます。
しかし、被災後 いつまでたっても呼吸器患者の入院比率は減らない。
なぜか、というと、避難生活が長引くことによって 誤嚥性肺炎の高齢者の入院が増加してくる。
動かなくなる → 動けなくなる → 誤嚥性肺炎をおこす。
避難所での栄養、リハビリ、口腔ケアは 被災後ただちに開始しないといけないです。

 

避難所では
土足厳禁とする。(粉塵が舞い上がらないようにする)
メイン通路は 幅1.5メートルを確保し、車いす移動が出来るようにしておく。
高齢者の寝る場所は出来るだけ奥に。(出入口は寒い)
机・椅子をならべてリハビリ・体操が出来るスペースを作っておく。
などなど。
医療関係者だけが こうした情報を知っていてもダメで、 地域住民と知識を共有しておかねばなりません。

 

正月の画像に戻ります。
住吉神社。 お神酒。

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2月23日、周防大島町防災講演会が開催されます
演題「地域防災活動とは 東日本大震災、あの日あの時」
https://www.town.suo-oshima.lg.jp/soshiki/3/11162.html

周防大島というのは、南海トラフ大地震の津波が「直撃」する島です。
和歌山、高知、宮崎に比べれば 津波到達時刻はすこし遅くはなりますが、高い津波が直撃です。
また 安芸灘地震であれば、地震発生から津波到着まで ほんの数分間の猶予しかない、というシミュレーションになっています。
防災の啓発活動を やってやって、やりまくらないといけない島です。
私どもは その活動から 多くを学びたいと思っております。

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