生活保護と年金と
本日はバリントン。
楽天戦、連勝したいですね。
さて、
タレントの母親が生活保護を受けていた、
というニュースが話題になっています。
売れないタレントはものすごく貧乏だそうで
その時点では仕方なかったのでしょう。
生活保護は、社会の安全保障システムとして
必要なことは間違いありません。
問題は、
ずっと生活保護を受け続ける、
ということにあるのだと思っています。
生活保護から脱出したい、
と本人が努力する環境、
周囲が就労などを手助けする環境が必要なのだと思います。
そのためには
生活保護費は本当にギリギリ最低限の額におさえるべき。
例題として、生活保護費と年金と公務員初任給とを比べて
どれが一番高く、どれを一番安くすべきか。
これを国民で議論する時代になっている
と思います。
働いている若者の給料が、年金や生活保護より少ないのでは
これは話になりませんので、
この3つでは初任給が一番高くあるべきだ、と思います。
給料の中から健康保険や年金、税金も支払っていかねばならず
全てが手取りになるわけではありません。
家族を養っていくのも給料からです。
介護業界は給料が安く、
これでは結婚できない、と言っている若者が多い状況です。
年金だけで生活している人もいますので
生活保護費は年金よりも安く設定してもいいと思います。
生活保護では医療費支払いは無料となりますが
年金生活者は医療費を支払っていますので
その分だけ少なく設定は出来るはずです。
つまり
生活保護費<年金<初任給
という順になるべきだ、と。
最新資料というのではありませんが、
平成15年で高卒公務員初任給(行(一)1-3)は
138,800円だそうです。
(うーん、私が医師になった時の研修医給料は日給月給制で
最高で月額125,000円だったです、当然ボーナス等なし。
時代が違うので比較できませんけどね。)
年金は人により違うので比較がむずかしいですが、
平成22年度の老齢基礎年金1人分は月66,008円
となっています。
さて、生活保護費はいくらが妥当でしょう?
生保ビジネスというのが大阪で根付いているそうですが
甘い汁を吸える金額だから
そこに群がるブラックな人たちが出てくるわけです。
つまり金額はもっと少なくても大丈夫なことが多いはずですね。
当方の患者さんの中に
体を壊して働けない(満足に動けない)のですが
生活保護だけは受けない、
とがんばっている方がおられます。
他人に迷惑はかけられない、と。
それが、その方の生きる誇りになっているのですね。
訪問診療のたびに生活水準・栄養状態などを
確認するようにしています。
今はまだ大丈夫な状況なのですけれども
民生委員とも連絡は取り合っています。
生活保護は受けない、とがんばっている、
そういう方も実は多いのではないでしょうかね。
必要な時には気兼ねなく受ける、
その額は最低限の金額にしておいて
そのかわり就労支援をしっかりおこなう、
という方向がいいのではないでしょうか。
今の社会情勢では難しいでしょうかねえ・・・。
マツダスタジアム、鶏レバーの甘辛煮
おいしいのだけれど、
ほんとにレバーだらけなので、
半分食べたら飽きます。
2-3人で分けて食べた方がいいかも。
★インフルエンザ情報
香港で鳥インフルエンザ患者発生、1年半ぶり。
感染したのは中国本土か?
続報に注目です。
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