県立広島病院と地域連携
2015年02月21日 :在宅医療
木曜日に広島別院での講演を終え、
ようやく時間が持てるようになりましたので
走りに行けばいいのでしょうが、
なかなかその時間がとれません。
昨夜は県立広島病院の地域連携懇談会に出席してきました。
中区の医療機関と県立広島病院の連携についての
意見交換会です。
ここでも、
「顔の見える関係」を作ることが第一の目標で、
よりよい連携を今後構築していくことになります。
県立広島病院の平均在院日数(入院日数)は13日。
これが10日になる日も近いと思われます。
県立広島病院は、院長の号令のもと、
「断らない医療」を掲げています。
急病患者、救急車依頼を断らない。
実際に、あちこちの病院に断られて、最後に県病院に受け入れていただき
よかった、助かった、ということも多いです。
でも、
救急患者を受け入れるためには
入院ベッドが空いていなければいけません。
どんどん入院できるためには、どんどん退院してもらわなくてはいけないのです。
入院し、急性期治療で今後の目安が立てば
退院について病院側から提案されます。
他の病院(後方病院)に転院するか、
施設に移るか、
在宅医療を受け自宅に帰るか。
「もう少し病院においてください」、
とは言わないよう
どうぞよろしくお願いいたします。
次の急病の方の為に、どうぞ席を空けてください。
在宅医療をされている方でも
急変したりすることはあります。
その時に、しっかりした受け入れ先がないと
安心して在宅で療養することは出来ません。
逆にいうと
イザという時に受け入れ病院は大丈夫ですから、ということで
安心して自宅に帰り在宅療養をおこなってください、
ということが出来るのです。
県病院という大事な財産を、みんなで守り育てていきましょう。
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