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空き家急増

2014年10月31日  

雨になる予報ですね。
11月3日のひろしま平和マラソンは、雨でなければいいのですが。


さて、
消費税値上げに反対する立場側の説として、
経済成長して税収が伸びればいいのだ、
ということを言っています。
一昔前、「上げ潮派」と呼ばれる政治家もおりましたね。
ところが
人口が減少してきていますので
需要がなくなってきている物があるのです。
不動産です。
捨て値でないと売買できなくなってきている物件もあります。
土地建物の価格が今後も下がっていくというのに
今後もずっと経済成長に期待し続けるというのは
それは無理な設定であろうと思います。

【業務連絡】
在宅医療に興味関心のある医師の方、
御連絡ください。
いっしょにやりませんか?
常勤希望・非常勤希望など相談に応じます。
在宅医の育成もおこないます。
その理由は今回記事の最後に書きます。



空き家急増という記事は以下です。

空き家急増、「深刻な物件」318万戸…マンションが新たな火種
産経新聞 10月23日(木)8時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141020-00000594-san-soci&pos;=1
空き家の増加に歯止めがかからない。総務省の2013年「住宅・土地統計調査」(速報集計)によれば、約820万戸と過去最高を記録した。総住宅数6063万戸の13・5%を占め、「7、8軒に1軒」といった割合だ。

空き家の増大は景観が悪化するだけでなく、倒壊の危険や犯罪を誘発する。荒涼とした町並みが広がれば、住民の流出は加速し、地域社会の崩壊にもつながる。

「深刻な物件」だ。単身高齢者が施設に入ったり、死亡したりして管理が行き届かなくなったケースだ。同調査によれば、分類困難なものも含め、こうした「放置された空き家」は318万戸を数える。

過度な「新築志向」を改めない限り、われわれは大きな荷物を背負うことになる。
***一部引用


空き家が目立ち始めた、
という団地も多いと思います。
団地全体で考えて
早めに対応策を立案・実行していかないと
集落として維持不可能となります。



引っ越ししようとしたり、
あるいは相続したりして
売却しようと思っても
魅力ある住環境でなければ
誰も買ってくれないです。
その記事は以下です。

売却したくても買い手いない 役割終えた「ニュータウン」
iza産経デジタル 2014年5月24日
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/140524/ecn14052421000012-n1.html
初代が鬼籍に入り、残された住まいを相続した人も多いだろう。
問題は相続した住まい。売却しようとしても、捨て値でもない限り買い手はつきにくい。借りたい人を見つけるのも難しい。

時間はあまり残されていない。集合集宅は、入居率が8割を切ると加速度的に疲弊する。管理が次第におろそかになる。お金も集まらなくなり、場合によっては廃虚へと導かれる。出ていける方はまだいい。そこにしか住めない方にとっては死活問題だ。
***一部引用



住み続けるためには
どんな社会資源が必要か、考えてみてください。
商店が閉店してしまった団地も多いですが
通販などのお届けサービスはありますし、
巡回販売車が来てくれる団地もあるでしょう。
品揃えなどにがまんすれば、何とか可能かもしれません。

医療が問題になってくると思います。
高齢者はいろいろな病気を持ち、病気とともに暮らしていきます。
医療が継続的に提供され、
病気の管理が出来なければ
入院や施設入所することになるでしょう。
医療が継続的に提供される仕組みを
地域で作り上げることが必要です。
もっといえば医療介護福祉すべてです。

通院できなくなっても地域で住み続けるために必要になるのが在宅医療です。
そのためには身近に在宅医療を担当してくれる医師を増やすことが必要です。
団地の空き家問題と 在宅医療の問題は 密接にリンクしています。
団地の維持・再生を考える上で、医療のことも考えておかねばなりません。

在宅医療に興味関心のある医師、
あるいは そういう医師を御存知の方は
御連絡をお願いします。

今週の花

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