終活とおひとりさま
カープ、幸先良い1勝、いいですね!
これで中日と3.5ゲーム差。
4ゲーム以上離しておけばCSが見えてきます。
正念場です、応援しましょう!!
昨日は、上野千鶴子先生の市民公開講演会に
多数ご参加いただき、
ありがとうございました。
当日キャンセルが出ることを見越して
ホール定員より約1割多くの聴講券を
発行していたのですが、
補助席を出してちょうど全員坐れる参加者数となり
ほっとしています。
(入りきらなかったらどうしよう、とヒヤヒヤものでした)
タイトル:在宅ひとり死のススメ
講師:東京大学名誉教授、NPO法人 ウィメンズアクションネットワーク理事長
上野千鶴子先生
その講演内容を紹介しようか、と思ったのですが
昨日夜のTBSニュースキャスター情報7days
特集 より良い人生の最期のための活動“終活”を取材!
で紹介されたある家族のお話が
ちょうど関連する内容だったので、
まずそちらを御紹介します。
***
都内にすむ高齢男性。
家の中に手すりをあちこち設置して
なんとか生活できています。
家族と同居しているのですが、いろいろあって
「家族に迷惑はかけられない」
ということで入所先を探すことになりました。
息子さんがあちこち探してくれます。
年金が月18万円。
これで入所できる施設としては特別養護老人ホームしかない、
ということで
車で40分の場所にある特養を見学に行きますが、
順番280人待ち、2年以上待ちと言われます。
でも仕方ないので入所申し込みをして帰りました。
***
さあ、この御本人・御家族の問題点は、どこでしょう?
上野先生の講演を聞かれた方には
おわかりですね。
本人の意向が尊重されていないのです。
本人は家に居たい、家で生活をし続けたいと
思っているのではないですか?
では、
その思いを阻害しているのは何?誰? でしょうか?
この方の場合、
もし家族がいない一人暮らしであれば
「家族に迷惑がかけられないから入所」、
という話にはならないですね。
つまり
家族がいる、家族が同居しているということが
この方にとってマイナスに働いているのです。
普通だったら
家族と同居、3世代で同居というと
それはよろしいですね、
ということになると思うじゃありませんか。
でも
家族がいることが本人のプラスになるとは限らず
マイナスになる世の中なんです。
それが現状なんです。
おかしいと思いませんか?
上野先生は
介護保険の制度に問題があることが明らかになってきている
と指摘されました。
家族介護を前提とした制度ではなく、
おひとりさま仕様の介護保険制度に変えて行かなければいけない、と。
今後、高齢一人暮らしは間違いなく増加します。
高齢者を支えきれない家族も増加します。
みんなで、どうやって支えるか、考えていきましょう。
講演会で疲れたので夕飯は外食。
たかの橋電停西側の台湾料理店 珍味。
台湾ラーメン。辛すぎず、おいしい。
★新型インフルエンザ情報
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