緩和ケアの秘訣と心得
昨日のブログで、自民党の中では河野太郎議員を評価している、
と書いたところ
昨日国会で早速やってくれました。
70日間の国会延長案に対して自民党執行部は反対。
しかし、河野議員らは、
「世の中が望んでいるのは、国難に際して与野党が団結して取り組むことで、会期をめぐってへ理屈をこねることではない」と執行部の対応を批判。
本会議でも造反しています。
やりますね。
私は河野議員の言うとおりだと思っています。
時事通信 6月22日(水)18時39分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110622-00000122-jij-pol
本日のお勉強は、緩和ケアの秘訣と心得
赤ヘルラジオ。
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とくに新しい情報はありません。
本日のお勉強
緩和ケアの秘訣と心得
~薬剤師の立場から~
肺癌 2011年4月号(日本肺癌学会 学会誌)
大阪大学大学院薬学研究科 岡本禎晃 先生
要点
緩和医療における薬剤師の重要な役割の一つに患者・家族への説明がある。
緩和医療における代表的な症状である痛みの治療についての説明は
一般的な服薬指導に加えて
「痛みとは」という病態の説明や
「オピオイドに対する誤解や偏見」に対する対応を
患者本人だけでなく家族にもおこなう必要がある。
痛みは治療の対象であり
主観的であるので痛みをがまんしないよう、我々医療者に訴える必要があることを
患者・家族に繰り返し説明しなければならない。
オピオイドについて一般の方の認識は
「最後の手段」
をはじめ
「副作用がある」、「中毒になる」、「寿命が縮む」など
否定的な答えがよくみられる。
患者や家族にオピオイドを正しく理解してもらい、
薬物療法の効果を最大限に引き出すための説明が必要である。
昔は、この説明は全部医師がおこなっていました。
もちろん口頭での説明だけでは難しいので
患者用パンフレットをもとに説明をおこなうのです。
麻薬の導入の説明だけで1時間かかることはザラな時代がありました。
今では薬剤師が説明をする時代になってきました。
肺癌学会というのは、以前は
肺癌と徹底的に戦うぞ
という医師集団の学会でした。
その肺癌学会の中に緩和ケアという分野が確立され、
さらに薬剤師が肺癌学会の中で役割を認められてきた、
というのは大きな時代の流れを感じます。
オピオイドは、もっと早くから使う、
緩和ケアはもっと早期からかかわる、
ということが普及すれば、
一般の方の誤解や偏見もなくなってくると思います。
癌になったら緩和ケア。
この言葉を、おぼえてください。
私たち(緩和ケア医、緩和ケアチーム)は、ずっとあなたのそばにいます。
当院の訪問診療では
原則として緩和ケア医と緩和ケア薬剤師が同行して訪問いたします。
薬の副作用対策などの相談などは
薬剤師がおりますので何でもお気軽に御相談くださいね。
ブログは毎日更新していますが、
ホームページのほうは最近は時々しか記事の追加・更新が出来ていません。
これを機会に、緩和ケアについて
ホームページ更新用の原稿書きに取り組みたいと思いました。
(宿題として、必ず実行します。)
ぜひ折口内科医院ホームページも御覧くださいね。
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