老衰死~超高齢社会の「幸福な死」とは
カープ、さすがに雨天で中止でしたね。
追加日程は9月14日(月)が空いているので、そこでしょうか。
カープは9連戦になってしまいますが。
ドーム球場でない球団は、最終盤の日程が厳しくなりますね。
今日はマエケン、応援しましょう!
さて、
2日間続けて NHKの番組について御紹介してきましたが
今回はNHKスペシャルの予告です。
“老衰死”
~超高齢社会の「幸福な死」とは~ (仮)
NHKスペシャル
総合 2015年9月20日(日)午後9時00分~9時49分
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20150920
65歳以上の高齢者が3千万人を超え、史上類を見ない超高齢社会に突入した日本。医療の進歩とともに病を克服し、長寿化を成し遂げたいま、増え続けているのが「老衰死」だ。
戦後一貫して減り続けてきた「老衰死」の割合が、近年増加に転じている。背景にあるとみられているのが、点滴や胃ろうなど、徹底的に治療を尽くして延命を図るのではなく、“苦しまず穏やかな最期を迎えたい”という考えの広がりだ。
***
昔は、死亡診断書の病名に「老衰」とは書くな、
と指導されておりました。
「どこかが悪くて(病気で)、死亡につながった」
とする考え方です。
仕方ないので「心不全」と書くしかないケースも多かったのです。
最近では「何でもかんでも心不全」とは書くな、と指導されていると思います。
死ぬ時に血圧が下がる、心臓が止まるのは当たり前で、
それは心臓が悪くて死んだとは言わない、と。
そういうわけで
じょじょに弱り、枯れていくように亡くなられた場合、
「老衰」としか言いようのない最期を迎える方も多くなっており、
当方も「老衰」という死亡診断書を書くことが多くなっています。
御自宅で最期を看取り、
死因名として「老衰」と書かせていただきます、と
御家族に説明すると
ありがとうございました、と感謝され、喜ばれることが多いです。
天命まで、寿命を、ちゃんと生ききることが出来ました、と。
最期は胃ろうだとか、点滴とか、余計なことはせず
自然の流れにまかせる。
これが本人にとって一番楽な経過をたどります。
NHKスペシャル、どのような内容になるのか
楽しみにしております。
みなさんもぜひ御覧になってください。
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