肺癌の取り扱い規約が変わります
他のチームの外国人助っ人は、よく打ちますなあ。
安打数、ホームラン数、打点。
それに比べてカープの助っ人は・・・。
カープの戦力を見ると、
外国人助っ人野手は必要がありません。
来年は助っ人は投手だけで十分戦えますよ。
来年も応援に行きましょう!
さて、
本日のお勉強は上級編。
2010年11月の最新版にて、
肺癌取り扱い規約が変わります。
今回改訂の特徴は、世界で統一された規約になる、ということです。
(世界統一されてなかった、というのがオドロキ)
たとえば
癌の大きさ(直径)による区分がかわります。
これまでは大きさ3cmをこえるかどうか、が問題で
小さければT1,大きければT2でした。
(癌については、TNM分類をおこないます)
今後は
T1a 2cm以下
T1b 2cmより大きく、3cm以下
T2a 3cmより大きく、5cm以下
T2b 5cmより大きく、7cm以下
T3 7cmより大きい
というように細かく分類されることとなり、
しかも、大きい癌はT2ではなくT3に分類されるようになります。
悪性胸水、悪性心嚢水についても、
これまではT4、 Stage3B だったものが
今後はM1a、 Stage4 になります。
(癌の進行度については病期分類=Stage分類=をおこないます)
これまでの分類と違ってきますので、
統計データをよむときには注意が必要となります。
治療の選択肢について本人・御家族に説明するときにも
これまでとは違った説明になることも予想されますが
新しい規約による統計データが出てくるのは少し先のことになります。
癌治療医にとって取り扱い規約を勉強するのは当然ですが、
緩和ケア医にとっても 生命予後(=寿命)を予測する情報の一つとして重要ですので
しっかり勉強しています。
むろか の 秋刀魚の焼きモノ、舞茸と肝のソース
と ライスコロッケ
★インフルエンザ情報
昨年度、インフルエンザのワクチン接種や診療で小児科が大混乱しました。
それを解消するために、
中学生のインフルエンザ診療を内科でも、
というように内科医会に小児科医会から協力依頼があり
当院でも中学生のワクチンや診療に協力してきました。
今年は小児科が大混雑する状況にありませんので
今年のワクチンは高校生以上に限らせていただきます。
中学生以下の方は小児科でお願いします。
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