舟入 ポワブリエール の クグロフ
昨日は、まあまあ暖かかったですね。
晴れてくれると ありがたいです。
アマテラスに 感謝ですね。
今週は水曜に傘マーク。
金曜・土曜の気温は 最高気温1ケタ。
最低気温は金曜日は0℃かも。
寒くなりますね。
カゼひかないようにしましょう。
Yahoo天気では 中区は木曜金曜に雪だるまマークが出てきました。
昨日から、年末年始に向けての退院ラッシュが始まっています。
退院時の診療情報提供書、看護サマリーなどの情報が どんどん入ってきています。
在宅チームは 忙しくなります。
さあ、がんばりますよ。
さて、診療報酬の改定です。
報道では約3%の引き上げが決まったようです。
診療報酬「本体」3.09%上げ 政府、30年ぶり高水準
政府は19日、2026年度の診療報酬改定を巡り、医師の技術料や人件費に当たる「本体」部分を3.09%引き上げる方針を固めた。3%台は、3.4%だった1996年度改定以来30年ぶり。前回24年度改定は0.88%の引き上げだった。多くの医療機関が物価高で苦しい経営を強いられる中、改定率は26年度予算案編成の焦点となっていた。
KYODO 2025/12/19
https://news.yahoo.co.jp/articles/91d69ba10ae3aec36673a7d5ade5fc2966012138
3%の引き上げでは、全然足りません。
実態をお知らせしておきます。
医療・介護の業界は、人件費が主となっている業界です。
物価高ですので、その人件費(職員の給与)を上げなさい、という国の方針となっています。
その名称は「ベースアップ加算」、2024年の診療報酬改定で出てきた項目です。
AIさまのお答えを引用しておきます。
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診療報酬のベースアップ評価料は、医療従事者の賃上げ(基本給の引き上げ)を目的に2024年度診療報酬改定で新設された制度で、得られた診療報酬の全額を対象職員の賃上げに充てることが義務付けられ、政府は2024年度に2.5%、2025年度にさらに2.0%の賃上げ目標を設定しています。この加算は、看護師や薬剤師、リハビリ職など医師・歯科医師を除く幅広い医療従事者が対象で、定期昇給ではなく基本給に反映される
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つまり、2024、2025の2年間で 職員の給与を4.5%上げなさい、と国は言ってきました。
日銀は、年2%のインフレ目標を挙げていましたので、2年で4.5%の賃上げというのは まあそんなもの。
しかし
診療報酬は0.88%しか 上がっておりませんでした(診療報酬2024改定)。
収入は0.88%しか上がらないのに、支出(職員給与)を4.5%上げろ、というのですから
医療機関の経営が悪化するのは 当たり前です。
次に、
「赤字状態の現状」をお知らせします。
病院の7割が赤字、診療所の4割が赤字です。
一般病院の令和6年の赤字率は 67.6%。
その前年度も 約7割の病院が赤字です。
これは急性期病院でも その他の病院でも、精神科病院でも ほぼ同じ。
損益率は マイナス7.3%でした。
財務省は 「診療所は儲かっている」と言いますが、そうでしょうか?
医療法人の一般診療所での令和6年の赤字施設は37.4%。
損益率の中央値は令和5年 5.6%、令和6年 2.7%と 急速に悪化しています。
再度、AIさまの答えを引用しておきますと。
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一般企業の損益率(利益率)は業種や規模で大きく異なりますが、営業利益率なら5~10%が優良、10%超で超優良が目安で、全体平均は3~5%程度です
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医療法人の一般診療所の損益率は2.7%まで下がっており、
一般企業の全体平均を下回っております。
しかし、財務省は、「開業医は儲かっている」と言います。
財務省の示す根拠のデータは 古く、「世論誘導・世論操作」の目論見で 発言がおこなわれています。
病院の7割、診療所の4割が赤字、というのは 異常です。
異常な状態だ、ということを マスコミは調べ、分析して 国民に伝えねばならないと思うのですが、
財務省の言うことをそのまま「大本営発表」として伝えるマスコミもあります。
スポニチアネックスさんに恨みはありませんが、
大本営発表をそのまま垂れ流すマスコミがある、という例で挙げておきます。
診療報酬上げ2%超調整にネット「医師会からの寄付が影響?」「消費税を下げるべき」「物価は毎年…」
スポニチアネックス 2025/12/19
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dc39eb3481c4c3803ba87c2ef12e5bf40c5fcae
財務省は、現役世代の負担軽減に向け医療費抑制を進める立場。開業医などの診療所は利益率が高いため、病院を重点的に支援するべきだとの考え。
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大本営発表をそのまま流すようだと、いつか来た道ですよね、戦争になりますよ。
では、
医療現場はどのように声をあげているのか、をお伝えします。
物価は年5%程度 上がっているとされています。
さきに御紹介したように、医療機関の職員の給与は4.5%上がりました。
3%の診療報酬アップでは まったく足りません。
日本病院会などは 10%を超えるアップを求めておりました。
このままでは 病院も診療所も つぎつぎ廃業していくと思われます。
医療崩壊の危機 なぜ病院7割が赤字? 経営悪化で医療提供にも影響 地方「医師不足」深刻化…改正医療法で偏り解決?
テレ朝ニュース 2025/12/16
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c88ba9684df6959a0405bbdbba93d07d26d706c
日本病院会など6団体は9月に緊急要望を出し、2022年度以降は物価上昇率と診療報酬の改定率が大きく乖離しているとして、本体部分の10%を超える改定を求めました。
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ほかの業種で、賃上げがニュースになっています。
昨日のニュースから2つ例示しておきますと。
日本生命、営業職員の賃金6%上げ 朝日智司社長「賃上げを定着」
日本経済新聞 2025年12月22日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB19CQ50Z11C25A2000000/
【速報】自衛官の処遇改善へ 高市総理が給与の引き上げ時期の前倒しを指示 2027年度中に「俸給表」改定へ
TBS NEWS DIG 2025/12/22
https://news.yahoo.co.jp/articles/701d315a9cb98f1850b514a0ecc0f6f19013c83e
11月のニュースでは 自衛官の給与引き上げ額が出ていましたが
その実施が前倒しされることになりました。
計算してみると 約6%の引き上げです。
物価が上がるのですから、それに見合った給与アップが出来るようにしてもらわないと いけません。
医療・介護業界は 国が決める公定価格なのですから。
ザイム真理教をぶっとばせ!
最近食べているもの。
ポワブリエール(舟入)の クグロフ。 左側です。右の小さいのはアップルパイ

かつては マドモアゼル(吉島東)でもクグロフが買えたのですが、
マドモアゼルは閉店してしまいました。
今 広島で おいしいクグロフが買えるのは ポワブリエールしか 知らないです。
見かけたら買い!
神戸セセシオン(にしむら珈琲)のクグロフがおいしくて、 それ以来 クグロフのファンになっております。

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