認知症と車の運転
今朝の中区、視界はかすんでいます。
PM2.5「やや多い」状況です。
明日からは「少ない」、次は11月3日から多くなる予報です。
11月3日はひろしま平和マラソンですね、
予報に注意しておきましょう。
さて、
宮崎駅前での暴走死亡事故。
原因が少し判明してきて、
運転者は認知症があるのだそうです。
宮崎暴走、運転手に認知症の入院歴 事故との関連捜査
朝日新聞デジタル 10月30日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151030-00000014-asahi-soci
普通の人でも事故をおこします。
認知症の人が運転すれば、もっと事故をおこすでしょう。
高速道路の逆走事故は、その大半が認知症と考えられています。
一番簡単なのは、
認知症の人には運転させない、ということです。
免許も、車も取り上げてしまう。
ただ、そうすると
イナカでは車がないと生活できない、
という反論が上がります。
強制力をもって車・免許を取り上げる、と言うなら
「私は認知症の診断・検査は受けない」
という人がたくさん現れ、
認知症が相当高度になるまで医療と繋がらなくなり
その人に対する認知症対策は時期を失することになるでしょう。
認知症でも早期発見・早期対応が重要なのですから。
「認知症の人が事故をおこさず生活できる」
というのが回答・目的なのですから
その点からの解決策を考えなければなりません。
まず思い浮かぶのは2つ。
1:運転しなくてもよい生活環境をととのえる。
徒歩や、自転車で、すべての生活が可能であれば
自動車・自動車運転は必要なくなります。
「コンパクトシティ」という考え方です。
2:運転しなくてもよい「車」を開発する。
これが 自動運転車 ですね、
東京モーターショーのニュースで大きく取り上げられています。
これから高齢化がさらに進行し
高齢認知症の方がどんどん増えます。
自動運転車が 日本の未来を救うかもしれない、です。
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