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農協のあるべき姿

2014年06月9日  

カープ、弱いですね、交流戦最下位。
ついに巨人に抜かれて2位転落です。
ふんばりどころです。
今日は野村投手、応援しましょう!

政府が全国農業協同組合中央会(JA全中)の廃止を柱にした農協改革案を出したそうです。
知りませんでしたが、
ま、これは当然かもしれませんね、
JA全中は政府自民党の集票マシンだったのですが
最近は反旗を翻すことが多くなっているからです。
かつてオレンジや牛肉の輸入自由化反対とか農協の反対運動ありましたね。
最近ではTPP反対を強く農協は主張しています。
TPPを推進したい政府にとって、農協組織のトップは目の敵なのです。

TPPから地域社会・経済を守ろう
JA全中ホームページ
http://www.zenchu-ja.or.jp/food/tpp

TPPがらみで
自民党の集票マシンだった農協が
民主党に投票する事態となったりしてきました。
これでは自民党政権に「全中をつぶせ」と言われますね。

JA全中廃止に「対案」、自民が新組織を検討
読売新聞 6月7日(土)22時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140607-00050146-yom-pol

表向きは
「JA全中を頂点に、硬直化したピラミッド型の組織体制を解体し、現場の農業者に自由な経営を認めることで国内農業を活性化させる狙いがある」
という言い方になるでしょう。
しかし実際には、
自民党の集票マシンにならない組織はつぶして作り換える
ということなのだろうと思います。
農協という組織の本質が見えたようですね。

現在、農地は荒れ果てはじめています。
いったん荒れた農地を耕作地に戻すのは非常にむずかしい。
過疎地の集落は限界集落となり、数年後には集落も農地も消失します。
地域全体に目を配る人が昔はいたわけですが
(庄屋の子孫の大地主とか)
今はいません。
農地を売る人も、貸す人(借りる人)もおらず
荒れるがまま、です。
自分たちが耕作できなくなった土地ならば
売るなり貸すなりすればいいのですけども。
地域全体に目が向かず
あくまで「我が家のこと、我が家の相続のこと」と思っていれば
荒れ地にするしか しょうがないことになります。

「農地解放」は、結局どういう結果を日本にもたらすのか。
数十年後の日本の農業崩壊まで狙ってのアメリカの策略だったのかどうか。
ちょっと考えてみた方がいいのかもしれません。

田舎に高齢の母親が農業しながら一人で住んでいる。
息子夫婦は都会に出て、今も夫婦共働きをしている。
その母親に認知症の症状が出始めた。
さあ、誰が、どこで、どうやって介護すべきなのでしょうか?
長男の嫁が介護を担うのは当たり前だ、と昔の人は考えていました。
当の母親本人も、兄弟親戚も、現在もそう考えているかもしれません。
どうすべきなのでしょうか?
みなさんといっしょに考えてみましょう。

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御了承ください。

御自分の住所・氏名を書いてない申込はがきも来ています。
返事の出しようがありません。
長く待つけど返事がないなあ、という方はお問い合わせください。
(定員オーバー後の到着はがきなので、参加は出来ません・・・。)

グリーンカーテンを今年も用意しています。
花はもう咲き始めています。
P1070437.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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