遺伝カウンセリング
雨模様ですが、
蒸し暑さはありますので
除湿(ドライ)または除湿冷房で運転されるのがよいと思います。
引き続き水分はこまめに飲みましょう。
カープ、投手陣ががんばり、上位打線がつながり得点をあげる、
という いいパターンが出来ました。
こうやってCS、日本シリーズに向けて調整が出来るとよいですね。
今日は野村投手です、応援しましょう!
さて、
火曜日の県病院がん医療従事者研修会で、
今後の大きな問題、と思ったこと。
遺伝カウンセリング です。
分子標的薬が開発され、
どういう遺伝子異常があれば効かない、なければ効く、
など わかるようになってきました。
すると
ある癌(例:大腸がん)について
治療開始前に遺伝子検査をおこなって
その結果をもとに治療薬が選択される、という時代が来ています。
肺癌ではすでにそうなっています。
では、
その遺伝子異常は遺伝するものなのか、患者個人の突然変異なのか。
遺伝する遺伝子異常がベースにありますよ、
という話になってきた場合には
兄弟や子供、孫に どう説明し、検査を受けてもらい、その結果をどう説明していくのか。
大腸がんを狙って遺伝子検査して、
他の癌の発生しやすい遺伝子異常がみつかる、なんていうこともありえます。
異常がみつかった後の生活の不安、などをどのように支えていくのか。
こうした説明をするには 説明をする側にもスキルが必要です。
遺伝カウンセリングをおこなうことが出来る人材は
現時点では 県病院には配置されていない、とのことです。
基幹病院の多くにも遺伝カウンセリングをおこなえる人材はいない。
しかし
現場には遺伝子検査、しかも非常に多くの遺伝子異常を一度に網羅する検査が
導入されようとしています。
人材の育成が ちょっと追いついていないんです。
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