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避難所の備品

2014年11月24日  

長野地震で体育館に避難されている方の画像をみました。
木の床の上に毛布か布団を敷いて寝ておられます。
これでは体が痛くなってしまいますし
下からの寒気が防げず
昼間でもずっと布団に寝たままになるしかないと思われます。
これでは高齢者はすぐ動けなくなってしまいます。

解決する方法は2つ、すぐに思い浮かびます。
1つは
銀ロールマットを備蓄しておくこと。
キャンプする人にとって、銀ロールマットは必要な物品です。
クッション性が良く、寒気も遮断します。
体が痛いとか、寒いということは かなり改善できると思います。
キャンプ場では、
夏であれば銀ロールマットの上に毛布の掛け敷きがあればいいですし、
春秋ならば毛布でなくシュラフ(寝袋)があれば
快適に眠ることが出来ます。
体育館でも同様だと思います。
2つめは
段ボールベッドです。
これも寒気を遮断できますし、
ベッドだと高さがあるので高齢者の起き上がり動作は楽になります。
昼間からずっと寝ている、ということは減るでしょう。
こうした物品は腐るものではありませんので
1つの避難所(体育館)あたり40とか50とか
備蓄しておくことは可能ではないかと思うのですけども。



さて、
昨日は神戸マラソンに出場してきました。
「震災20年目の感謝と友情」 がテーマでした。
私は当時、広島市から派遣(政令市同士の協定)で
医療チームの一員として現地入りしておりました。
主な任務は避難所の方々の健康管理でした。
交代制での担当だったので、時間の空きのある時には神戸市内を歩き、
三宮のそごうビルが壊れていたのも見ていますし
傾いてしまったビル、
東灘区の住宅がつぶれてしまったままになっているのも見ました。
そのあたりの記憶をたどりながら
もう20年になるのか、と感慨深く走りました。


広島に帰ってきて
ニュースで長野地震の避難所の姿をみて
阪神淡路震災から20年たっても避難所の生活に大きな改善がみられないのは
どうにかしなければいけないのではないか、と思いました。


神戸マラソンの記録のほうは 5時間21分。
11月には講師のしごとが2回あり、
講演準備のために走る練習をする時間がほとんどなく、
20km走や30km走はおこなえないままの本番でした。
自己ベスト記録は5時間18分なので
これが今の自分にできるベストでしょう。

神戸マラソンでは
2万人の参加者ひとりひとりに地元小学生2万人が
メッセージカードを書いてくれました。
うれしいですね。
こういうの、いいなあ。
小学校5年生というと10歳11歳でしょうか。
保護者やお年寄りたちから
震災の話をたくさん聞いているでしょうかね。
高倉台小学校の大西一輝くん、
応援カードありがとう。
最後の坂は歩いたけど、がんばって走りましたよ!
神戸のことも、いつも気にかけていますよ!

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