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昨日は、中区在宅医療・介護連携推進委員会に出席してきました。
当方は、吉島圏域を代表する　医療の委員です。
ほぼ全員がマスク姿での委員会、という　ちょっと異様な光景ではありました。

昨日は雨だったので、吉島公園の桜の写真はありません。
土手の桜がだいぶ咲いてきましたね。

さて、
高血圧や糖尿病の方は　運動療法が大事です。
ところが　外出自粛ムードで　「運動出来ていません」、という患者さんがとても多くなっています。
人混みのなかに出なければいいのです。
土手を散歩しましょう！
桜がきれいですよ。

新型の感染症の基本について。
人類がはじめて体験する病原体であれば、抗体など防衛機転は誰も持っていません。
人類のほぼ全員が　感染してしまう可能性があります。

逆に考えると
その地域でのヒトの大半が感染しつくしてしまうと、　感染流行は治まってきます。
（なかにはインフルエンザのように　毎シーズン　少しずつ姿を変えて　毎年流行することもありますが。）

新型コロナ感染症は、もうアフリカまで感染が広がってしまったので
地球規模でみると　感染の制御はもはや出来ません。
アフリカや南米では　医療資源が乏しくて　自然の流れにまかせるしかないのです。

感染流行は長期化する、人類の大半が感染するまで流行は終わらない、と割り切って
その間　医療崩壊をおこさないようにすること、に　注力しましょう。

大勢が一度に感染し、重症患者が一度にたくさん発生すると　医療は崩壊します。
急激な感染ピークをきたさないようにして、
ダラダラと細く長く抑えるようにすること。
患者が少人数ずつ発生するのであれば　医療機関は持ちこたえることが出来ます。
これを全員で理解し、対策は長く継続することが必要です。

花見の自粛、３週間の首都閉鎖・外出制限で　あとは元どおり、というわけにはいかない、です。
長期戦を覚悟しましょう。
そして
自分が感染してしまう、ということも　覚悟しておきましょう。

なにしろ健康そのもののプロ野球選手が感染したり、
王室や首相など　「生活環境には十二分に注意しているはず」の人まで感染しているのですから。
でも、多くの人は軽症であり、自宅待機で　治っていくのです。
日本でも　新型コロナ陽性だけども　入院せず自宅待機、という報道が増えてきました。
過剰に悲観的な受け止めは不要です。日々、体調維持につとめましょう。
早寝早起きスクワット！です。

御菓子処高木　桜大福

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