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高級老人ホームは親孝行とは限らない

2020年05月18日  

昨日はよい天気でしたね。
外出された方も多かったかもしれないですが、当方は公園などは行っていないので よくわかりません。

東京は大阪は警戒宣言が緩和されていないのに、人出が多かったらしいですね。
マスクや消毒、三密を避けるなどが 出来ていればいいですが。
それと
第2波、第3波が来た時に、また厳重な警戒が出来るか、という点が 一番の心配です。

 

さて、
老人ホームについての記事がありました。
親孝行のつもりで「高級老人ホーム」に、というのは やめたほうがよいです。

ある高級老人ホームに「95歳の父」を入居させた息子が大後悔したワケ
現実はそう甘くない
現代ビジネス 2020/5/17
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71523

 

基本的には 上記記事のとおりです。
次第に病気が積み重なり介護度も上がり、
当初には想定していなかった思わぬお金がかかります。

 

上記記事にない話を2つ 御紹介しておきますと。
追加支払いに歯止めがあるのか(=最高額の規定があるのか)という確認は必要です。
たとえば
夜間に職員コールすると 1回300円いただきます、という施設もあります。
認知症がひどくなってくると、コールボタンを押しまくるということが 実際おこります。
夜間に10回 職員コールすると、1晩で3000円です。
1か月では9万円、 想定外の費用がかかってしまいます。
10回ですめば まだいいですけど、20回になるかも・・・。
職員としてはコールが鳴れば行くしかないので、悪意はなく、規定通りなんですけどね。

2つめ。
高級老人ホーム に入所されている方は、それなりに よい生活であった方々です。
教養もあり、文化水準も、食文化も それなりに洗練されていた生活であった人たちがほとんど。
そこに
「親孝行に」と思って 親を入れてしまうと どうなるか。
教養・文化水準、常識レベルが違うので、相手にされなくなります。
まったく話し相手がいない、ということになるのです。
孤独です。
どういう方が入居されていますか? というのは 聞いてから判断したほうがよいです。
話の合う友人が見つかるなら 入所しても楽しいでしょうが、
孤独に追いやっているようでは 全く親孝行になっていない、ということなんです。

最後の追加としては
介護離職はしてはいけません、ということは何度も強調しております。
そして
自宅でプロの力を借りれば(訪問診療、訪問看護、訪問ヘルパー、これにデイサービス等)
自宅で最期まで生活を続けることが可能ですよ。

 

ポワブリエール ミュゲ
ピスターシュのクレームで、すずらんをデザインしたお菓子です。
フランスでは、5月1日がミュゲの日です。 とのことです。(ポワブリエールホームページから)

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