高齢者のお金が狙われている
2013年02月22日 :在宅医療
住み慣れた地域で暮らし続けるために
私たちはどうすればいいでしょうか。
昨日は、広島県社会福祉協議会が主催する
「地域包括ケア連携体制づくりシンポジウム」
~その人らしく地域で暮らしていくためのネットワーク~
で、シンポジストをつとめてきました。
そのなかで紹介された事例。
考えこんでしまうような状況も出てきています。
私どもは
本人の希望がかなうように
「自己決定が重要だ」、と つい考えてしまいます。
しかし、
高齢になるにしたがって
認知症がからんでくる、判断力がにぶってくる。
その状況でおこなわれる「自己決定」は
客観的にみると、必ずしも「正しい」と言えない場合も
増えてきている、という問題があります。
友人や知人、あるいは親族に
年金などお金を搾取されている状況であっても
本人が
「お世話になっているのよ~」
と言って容認してしまえば
行政や第三者機関は介入することはむずかしい。
虐待、犯罪、あるいは犯罪紙一重の状態が増えてきており
何とかしなければならない、
という状況が報告されました。
成年後見制度の周知はもちろんですが
警察と連携して対応することも必要だろう、と。
みなさまも、高齢者などをめぐって
不適切と思われる状況を見聞きした場合には
ぜひ地区社会福祉協議会や地域包括支援センター、あるいは行政に
どうぞ御一報をお願いいたします。
福山駅つぼ井 鯛刺し
鯛刺しは、鯛丼や鯛茶漬けと同じ物でした。
なので、別な魚の刺身にしたほうがよかったです。
★インフルエンザ情報
広島県では2月18日に30件,2月19日に20件と
2日間で50件の学級学年閉鎖の報告がありました。
先週は1週間の合計で54件の報告でしたから
先週を超えるかもしれません。
まだまだ御用心ください。
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