1億総活躍とは 高齢者うばすて政策
カープ、ドラフト1位指名が競合せず、よかったですね。
国営放送や民放スポーツニュースでは
カープや巨人のドラ1の映像は流れず
一番遅い時間のスポーツニュースであるスポルトでようやく見ることができました。
あとは週末の地元テレビのスポーツ番組に期待しましょう。
入団がすんなり決まるといいですね!
中継ぎとして即戦力期待です。
さて、
1億総活躍とは、いったい何だ?
ということなのですけれど。
理解しろ、というのが無理な状況でした。
1億総活躍相、国民に理解されず
47NEWS 2015年10月12日
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015101201001545.html
ここにきて
ようやく見えてきたものがあります。
「総活躍」ではなく、
高齢者を1か所に集める うばすて山政策です。
これでは高齢者は活躍できません。
介護施設建設向けに国有地を格安で貸し出しへ 1億活躍相
朝日新聞デジタル2015年10月23日
http://apital.asahi.com/article/news/2015102300007.html
加藤勝信・1億総活躍担当相は22日、特別養護老人ホーム(特養)などの介護施設を増やすため、国有地を格安で貸し出す意向を示した。賃料を最大で現在の半額まで下げる方針だ。政権が目標に掲げる「介護離職ゼロ」に向けた具体策として、来月中にまとめる緊急対策に盛り込み、来年からの制度化をめざす。
***一部引用
「介護離職ゼロ」 と聞くと
介護職は給与が安く、仕事は厳しく
若者は定着せず辞めていく、
それに対して給与や労働環境を改善する政策なのだな、
と
思ってしまいますが、違います。
自宅で親の介護をするために職を辞める人を減らそう、
というのが「介護離職ゼロ」であって、
高齢者は施設に放り込んでしまえ、
という政策です。
地域では高齢化がすすんでいます。
地域コミュニティの維持が難しくなってきています。
それを改善するために
「高齢者の力を活用しよう」
という方向性が必要になっているのです。
高齢者であっても、社会の役に立ちたいですし、
人とつながっていたいのです。
どうやって高齢者の力を活用するか、
という議論でなければいけません。
里山資本主義、里海資本論の示唆している世界です。
家族が介護のため仕事を辞めずにすむために
在宅医療・介護・福祉を整備していく、というのが本道です。
自助・互助・共助の道を作っていく。
それには高齢者の力も必要なんです。
高齢者を施設に入れてしまえ!
これだと
施設に入れられた高齢者には、何の役割もありません、
御近所や地域とのつながりも絶たれてしまいます。
何の為に生きていく?
何の活躍をする?
一億総活躍ではないことだけは明確です。
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