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café galetteのランチ

2011年07月12日  

原発事故処理で働いていた下請け作業員が心筋梗塞で死亡した事故、
労災申請をするそうです。
東電は「(大角さんの死と)業務との関連性は高くないと考えている」と話している。
このため、弁護士を立てての申請です。
東電は命がけで働く作業員の命を、何と思っているのでしょう。
<福島第1原発>東芝協力企業の作業員死亡 労災申請へ
毎日新聞 7月12日(火)2時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110712-00000004-mai-soci

現場の作業環境は、きわめて厳しいそうです。
放射線防護服、グローブなど、宇宙服を着た状態を思い浮かべて
いただければいいでしょう。
放射線がきわめて高い場所ですので
暑くても、のどが渇いても、汗をかいても、
自由に服を脱いだりできません。
すなわち、自由に水分を飲んだりすることはできません。
熱中症にもなるし、
脱水から脳梗塞・心筋梗塞の危険性が高い作業環境です。

その福島第一原発には、実は産業医がいませんでした。
これも、おかしな話ですよね。
そこで国からの指令で、産業医科大学から産業医が交代で
現地に詰めています。
産業医は健康管理・労働環境管理などをおこなう専門家です。

その現場で病気(心筋梗塞)患者が発生したらどうなるか。
原発敷地内にある診療所には、ほとんど何も設備はありません。
重症者は一刻も早く放射線の高い区域から外に運び出し、
そこで放射能の除染作業をおこなったのち
救急車に乗りかえて大病院に搬送することになります。

避難区域外まで約30km、1時間。
そこから大病院まで2時間。
心筋梗塞をおこしたとして病院に到着するまで3時間かかる、
というのが福島第一原発の状況なのです。
原発の現場に臨床医も常駐させる、ということになりましたが
それで救命できるか、といえば「無理でしょう」という状況です。
町の診療所程度の設備しか置いてないのです。
致死的不整脈にAEDで対応することが出来る程度のことでしょう。
福島第一原発に医療チーム増派 複数・24時間が実現
asahi.com 6月30日
http://www.asahi.com/national/update/0630/TKY201106300663.html

こんな環境で働く作業員、医療チームには頭が下がります。
決死の覚悟で働く作業員たちに対して
東電は労災を積極的に認めるよう動く必要があるはずなのに
と思います。

夢天文台アストロにある café galette のランチ
地元の食材にこだわっています
量は女性向きに少なく見えますが、実はかなりボリュームあり。
café galetteのブログあります
http://galettemam.exblog.jp/
P1150504.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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