かかりつけ医をもちましょう
かかりつけ医とは、患者の家庭状況・生活状況を把握し生活上の指導をおこない、なんでもいつでも相談でき、必要なときには専門医・専門医療機関を紹介できる、身近で頼りになる医師のことです。
かかりつけ医が行うこと
- 健康診断や健康相談、予防接種といった 予防医学的な内容を実施する。
- 標準的な治療の提供と、他の医療機関の受診状況や服薬内容の把握と調整がおこなえる。
- 専門医や入院医療機関への紹介、情報共有をおこなっている。
- 24時間対応や在宅医療(往診や訪問診療)をおこなっている。
- 介護保険にも対応をおこなっている。(主治医意見書やケアマネージャとの連携など)
こうした かかりつけ医を普段からもっておくことで、何か特別な病気を患った際でも、患者さんの状況・希望に応じた専門治療期間を適切に紹介するなどし、住み慣れた場所で安心して暮らし続けることが可能となるのです。
こんな「かかりつけ医」を選びましょう。
誠実で、勉強熱心な医師を選ぶことは 基本的な要件です。人間同士のつきあいとなりますので、相性のよしあしもあることでしょう。「これから かかりつけ医を選ぶ」、という場合の目安をいくつか御紹介しておきます。参考になさってください。
24時間対応かどうか
夜中や休日に具合が悪くなったときなど、連絡がつく医師のほうがよいでしょう。
往診・訪問診療に対応してるか
通院が困難になった時に、引き続いて在宅医療で担当してくれる医師を選びましょう。
最期は看取りまで対応してくれるか
いよいよ状態が悪くなったときに、「うちでは看取り対応していないので、他の医療機関に代わってくれ」なんて言われるようでは困りますね。看取りの実績がある医療機関なら最期まで安心です。看取りの実績を聞いてみましょう。
なお、「機能強化型 在宅療養支援診療所」であれば、24時間対応も 看取り実績も 基準を満たしている医療機関であると言えます。
082-241-6836(代表)
和平会・診療についてのお問い合わせはこちら
平日午後(診療時間内14:30~18:00)