病気のおはなし

気管支喘息の治療 その1

喘息やアレルギー性鼻炎などは、とても苦しい状態になりますね。
喘息もアレルギー性鼻炎もアレルギー疾患で、昔に比べて患者さんが増えています。成人のおよそ4人に1人はアレルギー性鼻炎・花粉症がありますし、小児ではもっと多いというデータもあります。

こうしたアレルギー症状を引き起こす原因物質を出す細胞のあることがわかっています。血液中の白血球の中で好酸球に分類されるものなどで、気管支喘息は「好酸球による気管支の炎症」と考えてもいい状態です。
この「好酸球」の働きをもっとも強く抑える薬が「ステロイド薬」です。気管支喘息の治療には、「ステロイド薬」を全身ではなく気管支に送り込めばよいわけですから、「吸入薬」が最も理屈にかなっているのです。
ステロイドの吸入薬は、すぐには効きません。でも根気よく続けていれば、次第に発作が出なくなります。実際に世界中でステロイド吸入薬が広く使用されるようになってからは、喘息で死亡される患者さんの数が大きく減少してきています。それでもまだ日本国内では喘息で年間2000人以上は亡くなられています。

我々呼吸器専門医は、「喘息死ゼロ」を目標にあげて診療にあたっています。あなたはステロイドの吸入薬を使用されていますか? もしまだ使用されていないようでしたら、ぜひ呼吸器内科を受診し相談してみてください。

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