在宅医療と病院での医療、費用的にはどちらが負担が少ないでしょうか。
外来通院治療と在宅医療を比べれば、一般的には在宅医療のほうが高額です。在宅医療と入院治療を比べれば、一般的には入院のほうが高額です。
なお、高額療養費という制度があり、年齢や所得に応じて、ご本人が支払う医療費の上限が定められています。在宅酸素療法や在宅人工呼吸療法などを受けていても、月間の医療費支払い額は上限額を超えることはありません。75歳以上で1割負担の場合には、通常は月額12,000円が上限額です。それ以上の医療費自己負担はありません。
またいくつかの条件を満たすことにより、さらに負担を軽減する仕組みも設けられています。
費用について御心配であれば、病院の患者相談室、地域包括支援センター、在宅担当医やケアマネージャーなどにお気軽に御相談ください。
生命保険によっては、障害の程度により生前に給付を受けることが出来る場合もありますので、御相談ください。