リレーフォーライフにカープ選手
広島カープ公式ホームページにも報告されています。
ぜひ御覧ください。
http://www.carp.co.jp/community/kyudan/047.html
今回参加できなかった方、次回はぜひ会場でお会いしましょう。
写真中央 黄色いスタッフTシャツを着ているのが院長です。
★新型インフルエンザH1N1情報
インフルエンザ治療薬の目的と効果
タミフル・リレンザを知らない人は もういませんね。
インフルエンザの特効薬のように思っていませんか?
タミフル・リレンザは、ウィルスを直接やっつける薬ではありません。
インフルエンザウィルスに感染した細胞から、ウィルスが外に飛び出すのを防ぐ薬です。
ですから、発病早期に使用すれば、体内のウィルス量を増やさない効果が期待できます。
では、インフルエンザはどうやって治すのでしょうか?
自分の体力、自分の免疫力で治すのです。
体調をふだんから整えておくしかないのです。
バランスよい食事と十分な睡眠、と言われているのは そのためです。
季節性インフルエンザでは、タミフルは発病早期、ウィルス量が少ない段階のみ効果があります。
効果が期待されるのは 発病後48時間以内とされています。
自分の体力・免疫力で治すので、戦う相手(ウィルス)の数が少ない方が良いのです。
それを過ぎ、ウィルス量が増加した段階では タミフルの効果はありませんので、
タミフルは処方しない、ということになります。
ちなみに、季節性インフルエンザでは、タミフルの効果は
「発熱期間を1日短くする」
という程度のことです。
ですから諸外国ではこれまでの季節性インフルエンザではタミフルは推奨されてきませんでした。
多くの国ではインフルエンザごときで医者にはかからない(医療費が高い)。
タミフルの効果も上記程度だし、なにしろ医療費が高いので、
まわりでタミフルを使っている人なんて、誰もいない。
インフルになったら家で寝ていなさい、という指導だったのです。
今回の新型インフルでは、タミフル使用について、専門家でも意見が分かれています。
なにしろ「新型」ウィルスなので、誰も過去の経験や統計を持っていないのです。
しかし、もし使用するなら早期に、という点は同じです。
タミフルの副作用を恐れて使用すべき時期を逃してはいけません。
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