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炭酸飲料やピザの値上げで体重減少

2010年05月26日  

タバコを値上げすれば喫煙者が減り、
喫煙者が減れば健康を害する人が減る。
国民は健康になり、
その結果として医療費の支出を少なくすることができる。
医療費に対する税金負担も減らすことができる。
国民の健康と国家財政のために、タバコは大幅に値上げすべきである、
タバコ1箱1000円にしよう!
という主張を禁煙学会ではおこなっています。

炭酸飲料やピザについて、
アメリカで同じようなことが発表されています。
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/article/view?id=M43200601&year=2010
Duffey博士らの推定では,
炭酸飲料とピザに18%課税すると,
1人当たりの1日摂取カロリーがおよそ56kcal減少する。
このカロリー減少は1人当たり年約2.3kgの体重減少に相当し,
肥満関連疾患リスクも同等に低下するという。
(Medical Tribune のホームページですが
これらのニュースは登録しなくても読めるみたいです。
どうでしょう? 読めますでしょうか?)

肥満関連疾患というのは糖尿病や高脂血症、
それに引き続いておこる心筋梗塞・脳卒中などでしょうね。
いったん発病すれば損失が大きく、長期に治療を要する疾患です。

すでに、食料品店(34州)と自動販売機(39州)で売られる炭酸飲料に
課税している州もあるそうです。
これは驚きですね。
アメリカには 「ものすごい肥満」 の人がいますので
日本とは比較にならないほど肥満対策が重視されています。
「もっと大幅に課税すれば甘味飲料の消費が減少し,
ひいてはより健康によい食品の消費が増えるかもしれない」と
サンフランシスコ公衆衛生局の専門家は見ているそうです。

このお話、今後どうなるか面白そうですね。
日本でもタバコ増税の次はジャンクフード増税となりますかどうか。
でも、
国民の健康のことを考えるなら、
これくらいのことは実施してもいいのかな、と思います。
少なくとも、
増税する! と言えば
健康について、食生活について、考えるきっかけになるとは思います。

福屋 美味彩膳の うな重
うなぎメニューはうな丼とうな重があります。
P1120219.JPG
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