緩和ケア薬剤師の訪問診療同行記2011/07/21
緩和ケア薬剤師は近隣の3校で学校薬剤師をしています。
学校保健委員会やプール水の検査、照度検査などの環境検査
あるいは給食室の検査、または講演など
学校関係の用事があり訪問診療に同行できないことがあります。
ある日、今までいろいろな痛み止めを使っても
飲み薬でも坐薬でも効かないという方のところへ
訪問することが決まりました。
初回は必ず同行し、
「緩和ケア薬剤師です。お薬のお届けはほかの薬局薬剤師がいたしますが、私は先生と一緒に参りますので効き目のこととか、副作用の御心配があればいつでもおっしゃってくださいね。」
といったことをお伝えするようにしています。
初めのうちは痛くて顔色も悪く、目を合わすこともつらそうで
いつも「痛い、つらい、しんどい、痛み止めがあんまり効かん」でしたが
数ヶ月経過した今回は違いました。
新しいお薬がとても良く効いて、楽になってきたのです。
この方は曜日の関係で私が学校へ出向くことが多い日だったため
めったに同行できず、たいへん気になっていました。
「なかなか同行できずに申し訳ありません。」とお伝えしましたら
『からだに気をつけてね!』
と、おっしゃったのです。
「ありがとうございます!」とこたえて
嬉しくなってしまいました♪
痛くてつらくて長い間ずっと痛みに耐えていらした方が
私の具合が悪くてお伺いできなかった、と思われたのでした。
痛みを取ることでその方に柔和な表情が戻り、
他人を思いやる気持ちまで取り戻されたのです。
【痛み】これは我慢しないで緩和ケア医に御相談下さい。
病状にもよりますが、新しい効きそうなお薬が開発されています。
昨日、駅前福屋に行く用事がありました。
地下食品売り場に行ってみたところ、うなぎばかり。
しかも、高い!!
こういう時は流行には乗らないようにしておりまして
夕食は広島駅ビルの麗ちゃんでお好み焼き。定番の肉玉そば。
★新型インフルエンザ情報
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