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今年の目標

2018年01月1日  

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
当院は本年、新たなステージに向けて前進していきたいと思っています。
具体的には「24時間365日対応」を
確実に担保・実行できる体制を整える方向で動きます。
その体制は2025年までに確実に稼働せねばなりません。
できるだけ早く動きたいと思っております。
そして
その20年後も30年後も、できれば50年後も
「地域に折口内科医院があるから安心して暮らしていける」という
評価を得続けるものでなければなりません。
しっかりとした体制にしたいと思っております。

昨年、とある地域包括支援センターから
今日明日にも亡くなられる可能性のある方の新規の訪問診療につき打診があったのですが
悪いことに出張の前日だったので
引き受けることが出来なかった、ということがあります。
今後はそういうことがないような体制を組めるようにしていく、
私たちなりの一つの解決策を
みなさまに御提示・御披露できればと思っております。

さて、正月から看取りの話になります。
縁起が悪い、と思わないでください。
自宅で最期まで暮らせる、とか、平穏死できる、というのは
理想の姿、とても縁起のよい話ですので。
どうしても縁起が悪いと思われる方は
今日はここまでにして
以下は読み飛ばし
3が日が開けてから お読みください。

昨年の11月に、週刊朝日ムック
「さいごまで自宅で診てくれるいいお医者さん」
が発行されています。

「いい在宅医」がわかる!
地方厚生局(厚生労働省)に情報開示請求して看取り件数を調査し、
全国2104診療所のリストが掲載されています。
原則として、年間11件以上の看取り実績のある所、という基準です。
当院も もちろん掲載されております。

ムック冒頭に
これだけはおさえておきたい「平穏死10の条件」
長尾クリニック院長 長尾和宏先生の記事があります。
そのなかに
「(前略)
なかでも看取りの実績が重要です。
(中略)
在宅医療の場合、年間数件以上の看取りをおこなっている診療所は、
それで十分立派な診療所と言えます。」
とあります。

ちなみに
全国で2104か所、というと
どれくらいのイメージになるのか、といえば
広島県で掲載されているのは37か所です。
広島市中区では 当院も含め2か所のみ、です。
中区で2か所、というのは、どう思われますか?
多い?少なすぎる?? それとも、そんなもん???

さらにがんばっていきたいと思っています。
このMOOKは、在宅医を選ぶための参考にしていただければ幸いと思います。
当院の往診/訪問診療の実際の担当可能範囲は
中区全域のほかに
西区の一部、南区の一部、東区の一部が可能です。
在宅で療養し、在宅医療を受けたいと思われる方はお気軽に当院に御相談ください。
施設の場合には可能な場合と不可能な場合がありますので、まず御相談ください。

【業務連絡】
緩和ケア、じょくそう、認知症などの認定看護師・専門看護師の方へ。
もし職場を変わりたい、と思われている方がおられましたら
当院にぜひ声をおかけください。
現時点で 当方に具体的な採用・募集計画があるわけではありませんが
お話を聞かせていただければと思います。
フルタイムでなくても大丈夫です、
たとえば火曜から土曜の午前だけ、とか、御相談ください。
病院で働いてきたが、最期の場面(自宅での看取り)には関われないので
もっと患者さんと最期の最期まで関わっていきたい、
などといった思いのある方が 在宅医療に向いていると思います。
よろしくお願いいたします。

朝日新聞MOOK
家族と平穏死をかなえる完全ガイド
さいごまで自宅で診てくれるいいお医者さん
全国2104診療所リスト

当院も掲載されています
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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