家庭内での感染を防ぐには
昨日は寒かったですね。
雨、ときどき みぞれ でした。
往診・訪問診療で移動中も
車の暖房はずっと入れっぱなしでした。
今日も寒そうですね、用心しましょう。
さて、
この時期には、インフルエンザウィルス、ノロウィルスなどに注意が必要です。
これらのウィルスを、家に持ち帰ると家族が感染することになります。
家に持ち帰らないためには どうすればいいでしょうか?
具体的なわかりやすい記事です。
ぜひお読みください。
家庭内インフル感染で地獄絵図…を防ぐ方法!コート着たまま自宅入室など論外
Business Journal 2018年1月10日
http://biz-journal.jp/2018/01/post_21934.html
家族の誰かが感染した場合には
感染した人を「別室に隔離」できれば よいです。
しかし、別室隔離が難しい場合もあります。
別室隔離が可能、というほうが少ないでしょうか。
では、例題です。
高齢夫婦二人暮らしで
一人(主に介護するほう)がインフルエンザに感染してしまい、
もう一人(主に介護を受けるほう)は重い持病を持っている、という場合、
どうしたらいいでしょうか?
別室隔離は困難です。
そういう場合には
「感染していない人(重い持病のある人)」のほうを
短期入所や短期入院で 感染した人から隔離してしまう、
という方法がとれます。
かかりつけ医がいれば 入院先の病院をさがすことが可能です。
地域包括ケア病棟などが 「家族の事情」による入院を引き受けてくださいます。
入所の場合には入所先はケアマネージャが探します。
かかりつけ医を持ちましょう。
かかりつけ医は、こうした緊急事態に迅速に対応しますよ。
例題は先週、当院の患者で実際に生じた入院依頼事例です。
学校、幼稚園がはじまっています。
手洗い・咳エチケット、よろしくお願いいたします。
コメントを残す