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あなたの家に帰ろう

カープ、
福井投手残念でしたね。
打線の援護があれば 結果はかわったかもしれないですが。
次の登板チャンスをあげたいと思いました。
今日は岡田投手です。
3点以内におさえ、打線の爆発を期待しましょう!

昨日は
当方が担当している老人ホームで 看取りの講義をしてきました。
テキストは「あなたの家にかえろう」です。
http://blog.rakkan.net/2006/09/post-66.html
本来は在宅用のものですが、 老人ホーム用には いいテキストがないんです。
家 というのを 終の棲家 と読みかえれば 内容的には老人ホームでも通用します。

テキストの中から 2つ、ポイントを講義しましたが、
今日はそのうち1つを御紹介します。

人生の終末期が近くなってくると、食事量が減ってきます。
その段階で気をつけることは、「食べられるものを食べられるだけ」ということ。
人生の終盤では、起きる時間が減り、寝ていることが多くなってきます。
動きませんから、腹が減らないわけです。
食べる量が減るのは当たり前です。
石飛幸三先生は著書「平穏死のすすめ」の中で
食べないから寿命が来るのではない、
寿命が近いから食べないのだ、と書かれています。
まったく その通りです。

食べる意欲がないのに
スプーン等で無理やり食事を口の中に突っ込んでも
口はモグモグさせるかもしれませんが 調子よくゴックンとはいきません。
自分のことを考えてみればわかります。
みなさんも
腹いっぱいになってきたあとでは もう欲しくないですよね。
口に入れたとしても 飲み込むところまで時間がかかりますよね。
時には、飲み込めずに吐きだすこともあるかもしれません。
同じことなんです。

で、
口の中に長い間 食物が残っていれば それは 誤嚥性肺炎の原因となるだけです。

介護する立場、食事介助する立場としては
一口でも多く召し上がっていただきたい、と思う気持ちはあるでしょう。
それはわかります。
とくに、
あと一口で完食! というと
さあ、食べて、もう一口食べて!
と言いたくなることでしょう。
しかし
腹いっぱいで受け付けなければ その最後の一さじが肺炎の元になる。
結果として肺炎で寿命が短くなったり、肺炎で入院せねばならなくなったりするのです。

「食事のスピードが遅くなれば、今回の食事はここで終わり」、で いいのです。
もしそれで腹が減るようなら
次の食事はパクパクと召し上がることでしょうから。

完食を目指さないこと。
あと一口、あと一さじ、と 思わないこと。
「食べられるものを食べられるだけ」
これが住み慣れた場所で最期まで暮らせるコツなんです。

気になるニュース

千葉県東方沖 プレートが緩やかに動く 念のため地震に注意
NHK 2018年6月11日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180611/k10011473201000.html

このあとハイネット高感度地震観測網でみると
関東南側、東海、四国南岸あたりの地震源が直線状だったり めったに見ない分布となってきています。
非常にマズイ様相を呈してきている、とイヤーな予感がしています。
動いていない空白エリアは四国沖(=南海トラフ震源)で、 いよいよ次はここか、という・・・。
真夏までには来そうな気がします。
災害対策、もう一度 家族で話し合っておきましょう。
防災品・備蓄食料は再確認しておきましょう。

今週の花
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

コンサートのお知らせです。
夏の第九Hiroshima

日時:2018年7月12日(木) 18時45分開演(18:00開場)
会場:広島文化学園HBGホール
演奏曲目
【第1部】
モーツァルト:
オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットと
管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調 K.297b

【第2部】
ベートーヴェン:
交響曲第九番 ニ短調Op.125「合唱付き」
http://music-peace.jp/concert.html

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