活性にごり酒 臥龍梅
雨ということもあり、朝は涼しくなりましたね。
これからはカゼひかないような注意が必要です。
今のところ広島で流行のきざしはありませんが。
手洗い、咳エチケット、よろしくお願いいたします。
インフルエンザワクチンの接種、はじまっています。
高齢者で施設利用される方などは もうスケジュールが組んであると思いますので
予定どおり受けましょう。
さて、
「薬は新しいものが良いのだ」とは限らない、というお話です。
インフル新薬「ゾフルーザ」12歳未満への投与は慎重に
NHKニュース 2019年10月17日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012135391000.html
インフル早期流行の裏で治療薬市場の勢力図に異変
日経ビジネス 2019年10月9日
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/depth/00361/
1回の内服でいいインフルエンザ薬が出た、
ということで
昨年は これを希望される方がかなりおられました。
うまく経過する人もいますが、
どうも変だぞ? というのが 実際の現場だと思います。
確かに1日で熱は下がるのですが、
3日目くらいになると 再度 熱が高くなる、という人も多かったのです。
これまでのタミフルやイナビルでは、このような事例は少なかったので
ちゃんと患者をみている医師・医療機関では
違和感を感じていたところが多かったのではないかと思います。
耐性率がかなりある、という報告も出ました。
しかし、耐性ウィルスだとすると 「最初に熱が下がる」、ということは 説明できません。
ですから、理由は不明です。
まあ、何にせよ
当院では
新薬に飛びついて 処方する、ということは ほとんどありません。
評価が定まってから、自分の頭の中で手順書が出来てから処方する、ということが多いです。
みなさんも
「新しい薬が出たそうなのでアレをください」、
とは 言わないほうが安全だと思いますよ。
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