薬を減らせば報酬がもらえる。すると どうなるか。
カープですが。
大瀬良投手でも あきませんか。
今日は森下投手です、応援しましょう!
昨日は、幟町圏域の多職種連携会議でした。オンラインです。
テーマは「ポリファーマシー」について。
講師は 私と、らいおん薬局 竹本貴明さんの二人。
講師やスタッフは 会場に集合して、参加者は御自宅で、という形式でした。
2年前に企画されていたのですが、コロナで延期、延期となっていたものです。
2年前と違ったことがあります。
2年前は、ポリファーマシーというのは ちょっとマニアックな世界で、そんなに市民権を得ている用語ではありませんでした。
とくに病院の方々には 「何それ」だったと思います。
ところが。
その後、国からは 薬剤を減らすよう 締め付けが非常にきびしくなってきました。
たとえば。
病院に入院したなら、薬剤チームでカンファレンスをおこない、薬剤を少なくして退院させれば 診療報酬がつくようになったのです。
そんなことすりゃ、病院にとって 薬剤を減らすというのは 基本の大命題になりますよね。
病院職員にとって、昨日まで「何それ」だったものが、急に「収益を上げるための絶対義務」となったわけです。
昨日まで 薬剤の副作用・有害事象のことなんて 考えたことがないメンバーを集めて、
薬を無理やりにでも減らす、ということになったわけですから、
現場では 問題が生じてくるケースも みられるようになりました。
「必要な薬を ○○病院が減らして(中止して) 退院させてきた」というように。
ポリファーマシー対策というのは、国の大きな政策の一つです。
一つには 薬が減れば それだけ医療費削減につながるため、ではありますが。
ですから、最近では いろいろな資料が出てきて、理解しやすくなってきています。
興味ある方、医療介護福祉の関係者の方は ポリファーマシーを検索してみてください。
そして、困ったことに、
診療報酬を得るために 「患者の状況を無視してでも 無理やり薬を減らす病院」が出現してきており、
在宅現場の混乱は増加している、ということも お伝えしておきます。
私ども在宅医・在宅チームから見て、「よい病院・ダメな病院」の判断をする場面が
多くなってきていますよ、ということなんです。
近いうち、大きな問題として クローズアップされてくる問題点です。
最近食べた和菓子
吉田松陰 串団子。
玖珂パーキング上り で 購入したものです。
パーキングで買ったものには 時にハズレがあるのですが、これはなかなか よいです。おいしい。
コンサートのお知らせです。
人の心に平和のとりでを築くコンサート2022
NPO法人 音楽は平和を運ぶ 主催
https://music-peace.jp/
音楽には国境がなく、言語・宗教・民族の壁を乗り越え調和を生む力があります。音楽を愛する市民の力を集め、音楽を通じて平和を発信したいという趣旨から、広く市民から演奏者を公募しています。
日 時:2022年7月24日(日)15時 開演
場 所:広島文化学園HBGホール
入場料:2,000円(全席自由)※未就学児のお子様の入場はお断りしております。
出演者:指揮:田中 祐子/平和を運ぶオーケストラ/平和を運ぶ合唱団
演奏曲:L.v.ベートーヴェン / 歌劇「フィデリオ」より序曲
L.v.ベートーヴェン / 交響曲 第5番「運命」
W.A.モーツァルト / アヴェ・ヴェルム・コルプス
G.フォーレ / レクイエム ニ短調 Op.48
※チケット申込みはこちらから
https://music-peace.jp/ticket.html
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